31 Jul, 2010
▼大須モノコトにてログメン のライブ終了しました。環境によって(テーブルの大きさが違う、思ったより低音が出る等)普段とのコンディションとの違いが出て調子狂うのを避けるため、キーボードスタンド+板(机代わり)、ミニアンプ×3を持ち込んでの自宅練習完全再現セットでまずまず落ち着いてやれました。ちなみにウチのダイニングテーブル上に組んだときの写真はこちら(今年3月撮影)。
で次の予定はまだないとか言ってましたけど9/11(土)にまた大須の雑貨屋(名前は失念)で決まってました。詳細は追々公開。
▼昼食に、近所に新規オープンしたランチバイキングの店に行ってみたら、同じくお得好きげな一家や中年夫婦が目の色ギラギラさせながら料理にがっついていて若干引いた…ま自分らも開店5分前に並んでみたクチなので人のこと言えないのですが。センター3分の1にケチャップがかかったオムレツのそのケチャップ部分だけを、周りに塗り広げることなくごそっと切り取って持っていったおばちゃんよ、残り部分は淡い味わいだったよ。
▼さて明日は8時半(朝)からDOIMOIドラム録りの続き。
本日のレビュー:HEAVENS GATE「LIVIN' IN HYSTERIA」
ジャーマンメタル界隈でプロデューサーとしても活躍するサシャ・ピート率いるバンドの91年作。世間一般では名盤扱いを受けていながら今までスルーでしたが先日200円で捕獲しました。ちょっと北欧っぽい悲壮感をたたえた冒頭曲は確かに、良質なHELLOWEENチルドレンが続々出てきていた当時のジャーマンメタルブームの流れで聴いたら「おおこれぞ決定版」的なインパクトもあったことでしょう。その後もおおむね質の安定した、基本的にはJUDAS PRIESTが示した規範に従った勇壮クサメタルチューンが連発。メジャーキーの扱い方がやっぱりドイツ独特だな〜と思う瞬間があるくらいで、あとは徹底してどこにもブレない再現芸一辺倒。後発組と分かって聴くと結構「あらそ〜、お疲れ様」で済んでしまう感もありますが、ピュアなメタルだけをいつの時代も愛し続けたい真性のメタル・ビリーヴァーにとっては高得点な作品に違いないはず。海外じゃとっくに廃盤かなと思ったら全然普通に買えるようでした。好きな人いるんですなー。
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30 Jul, 2010
▼MAGMA@フジロック、本日無事終了したようで。「当日までに全作品のレビューを載せる」とか豪語して最初の2枚で終わっちゃってましたが、それより前に書いてた分もありますので、以下にリンクをまとめときます。
明日はヴァンデのソロもあるようですので、苗場にいる人は絶対見て下さい。見るように伝えてください。
▼苗場にいない人はこちらをよろしく!次の予定はまだない!
7月31日 (土) 名古屋 大須 モノコト
19:00開場 / 19:30開演
ログメン , 岸 眞衣子
前売2,000円 / 当日2,500円
只今のBGM:MAGMA「WURDAH ITAH」
74年、「THEUSZ HAMTAAHK 三部作」の2つめにあたる4th。多幸感のMAGMA、暗黒スリルのMAGMA、スピリチュアルな、テクニカルな、アフロな、サイケな…といろんな側面を持つ彼らですが、このアルバムは解散前後期で顕在化するアフロ要素を除いたその他すべてが最もよいバランスで居合わせた(かつ若干スリル要素強めで集中しやすい)最高傑作だと思っています。1枚1曲はキツイわという人もいるかも知れませんが、MAGMAの場合、小曲がたくさん入っているアルバムでも目玉の大曲が絶対あってあとは明らかにオマケっぽいので、いっそドーンと1本だけで充実したやつのほうがおすすめなのです。惜しまれるのは適当すぎるジャケか。勝手に関係ない映画のサウンドトラックにされてしまったそうで、内ジャケにもその写真が。見た目に惑わされず最初にこれを買ってください。
28 Jul, 2010
▼STIFF SLACKサイト更新部隊として今日も暗躍 。嗚呼、独立・SOHO・不定休の暮らしはこの感じでいけば成り立つのか?どうなのか?とりあえず、この前のサマソニしかり、この頃はウェブ応募メインのオーディションも多いですので、バンドのホームページ作りたいとかリニューアルしたいという方はほんとにいっぺん相談してみてください。
▼うむうむうむ、今週土曜もライブでした。ログメンで。フジ行かない人は大須でユルユルとおねがいします。前後でピザなど喫しつつ。今回はようやく新ネタ投下ありです!
7月31日 (土) 名古屋 大須 モノコト
19:00開場 / 19:30開演
ログメン , 岸 眞衣子
前売2,000円 / 当日2,500円
本日のレビュー:KANSAS「POWER」
アメリカンポッププログレバンドが完全にAOR化した86年作。ex.DIXIE DREGSのスティーヴ・モーズ(G.)が参加しています。プログレバンドのくされポップアルバムは基本的に好きということと、フュージョンとブルーグラスを股にかけるバカテクバカ、スティーヴ・モーズも好きで、新品が5ドル切っていたということで購入。ポップ&ハード化された楽曲に声質も相俟ってほとんどNIGHT RANGER状態。4曲目"Secret Service"はなぜかDIOの"Holy Diver"風だったりも。過剰にトレブリーだったりエレドラやマシンビートを大幅導入していたりという「80'S肩パット感」はさほどなく、思いっきり日和っているなりにちゃんと楽しめる曲が集まった作品です。GTRとかHSASとかよりよっぽど面白いと思います。
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27 Jul, 2010
▼日曜はDOIMOIの新曲を4曲ほど、いつもの練習スタジオでリズム隊のみレコーディングしました。長めに時間をとったつもりがいい感じに難航。だがしかし今回はじめて立てたスネア裏のマイクと、買い足してステレオになったトップ用コンデンサマイクがよい感じで、ミックスはなかなか好調です。
▼昨日は約2ヶ月待ち続けた
ロニーがん基金のメモリアルパッケージ がようやく到着。Tシャツむちゃくちゃかっこいいです。が、いつもの如くこの流れで画像アップはしませんので、現物が気になる方はどうぞ8月のDOIMOIライブへお越しください!
24 Jul, 2010
▼先週の連休中にやっていたサウンドベイのバーゲンを旅行+ライブでまるまる逃したわけですが、謎めいたマイナーメタルが500円コーナーに多数あったとの情報を得て、通常営業中の今日、朝から行ってきました。で本日の収穫 、サウンドベイのまずは金山でBRUCE COCKBURN 「BRUCE COCKBURN」、以下500円でTHE HEAT 「THE HEAT」(LONG ISLAND!)、NON-FICTION 「IT'S A WONDERFUL LIE...」(アラン・テッシオ在籍)、WARRANT 「DOG EAT DOG」(92年)、MYSTERE DE NOTRE DAME 「MYSTERE DE NOTRE DAME」、IAN PARRY 「THRU THE LOOKING-GLASS」 。ついで上前津にてHADES 「EXIST TO RESIST」(こっちもアラン・テッシオ在籍)が500円、DRIVIN-N-CRYIN 「SMOKE」が100円。単価は抑えたけどひさびさにいっぱい買った。どうしようもなくシブいチョイスながらレアものもあり大満足。
▼千種
R が今日は最高でした。ヨメさんと一緒に行ってつけ麺と汁なしをいっぺんに味わうという贅沢を敢行。夏はつけ麺のあの酸味がいいですな。夜は実家に行くも、600g強は食べたであろう昼の極太麺を当然消化しきれておらず、食事にがっつきそこなった埋め合わせで風呂に入ってきました。で帰ってくると本日の収穫が待っているというナイス休日。明日はDOIMOIのリズム隊レコーディングを数曲分やります。
本日のレビューその1:HADES「EXIST TO RESIST」
WATCHTOWERの2ndでマッドなハイトーンを聴かせたアラン・テッシオが在籍するUSメタルバンドの95年作。
80年代の作品 ではザッツ80年代USメタル!な屈折パワーメタルをやっていたものでしたが、アランと中心人物のダン・ロレンゾ(G.)によるドゥームかぶれな別働隊・
NON-FICTION での活動を経て、ほとんどNON-FICTIONと変わらない重苦しいリフが支配的なスタイルに様変わりしています。アップテンポでキョアァ〜!とやってくれる場面がなくもなく、どっちつかず具合が凄まじい(この時期のメタルには往々にしてよくあった症状ですが)。ラスト3曲くらいでようやくファストチューンが畳み掛けて、そのへんだけは最近のOVERKILLみたいな具合に。はじめての方やただのWATCHTOWERファンの方はくれぐれも80年代の2枚のほうから先に手を出してください。
[official site]
本日のレビューその2:NON-FICTION「IT'S A WONDERFUL LIE...」
上のHADESのアルバムとほとんど同時期に録音されていたラストアルバム。TROUBLEを無機質にしたようなドゥーム風サウンド(に若干グランジテイストも加味)が相変わらず健在です。このバンドサウンドとアラン・テッシオのハイトーンのマッチングがCONFESSORぽいから好きという不純な聴き方。CONFESSORが好き、WATCHTOWERが好き、TROUBLEが好き、TAD屋SKIN YARDも全然OK…という外部的なよりどころがたくさんあってようやく「うおーこの狙い方はスゲー」ということになる音であって、何も知らない人が突然聴いてもただただダルいだけだと思いますので充分注意が必要。でもさっき列挙したものが全部揃っている人は探し出して聴いたほうがいいです。
[myspace]
23 Jul, 2010
▼新栄アポロシアターにてWHITE WHITE SISTERSのレコ発にまぜてもらってきました。いつもながらスリリングな35分間でした、ひやー。しかしWWS、初音源のリリースだというのに大盛況ですごかった。もちろん演奏も。一次選考を30何位で通過していた「出れんのサマソニ」も明後日のパフォーマンスチェックまで進んでるそうで、この勢いでガンガンいってもらいたいものです。
▼さて明日は補充狙いでバーゲン一週間後のサウンドベイをディグってきます。クソ暑い中。その前に今日の会場に来ていたタクミ君にもらった
トゥラリカ の音源サンプル(IS COLLAGE COLLECTIVEからリリース予定)がよすぎて参った。
本日のレビュー:EUROPE「WINGS OF TOMORROW」
昨日届いた品。ハイすみません、初期EUROPEはベスト盤でしか聴いたことがありませんでした。即打ち首相当。同時に買った1stは昨日じっくり聴いたので、今日はこっちを。チューニングに難があるなど、あまりにレコーディング慣れしていなかった1stはまさに原石という言葉がふさわしい出来でしたが、こちらはもう少し大人になっています。この初期2枚は、ロックの古臭い流儀があまり染み込んでいないところにクラシカルな泣きと涼やかなハイトーンが自由に幅を利かせて、英米からは出そうで出ないバランスの「北欧メタル」を打ち立てた重要盤ですね。イングヴェイほど極端ではなく、今の耳には判別しづらいレベルかも知れないですが。マイケル・シェンカー風の泣きを女形にした感じといえばいいでしょうか。一方でギターのジョン・ノーラムは完全ゲイリー・ムーア譲りの、チョーキングがやたら絡む高速ペンタで荒々しくも鋭くキメる昔気質なプレイヤーで、歌心云々というよりとにかく熱くてしょうがない人。これを録った頃はまだ若かっただろうに、このキャラ立ちっぷりは異常です。クラウス・マイネを更にスーッと明るくしたような声質のジョーイ・テンペストの存在ともども、少しでも目新しいことをやるバンドにこういうプレイヤー(シンガー)がいると強いもんですね。
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22 Jul, 2010
▼本日の収穫 、送料半額をやっていたCD CONNECTIONから到着のABSU 「ABSU」(2008年)、EUROPE 「EUROPE」「WINGS OF TOMORROW」(WOUNDED BIRDリイシュー)、KANSAS 「POWER」(スティーヴ・モーズ参の86年作、新品5ドル以下)。何だかんだで着実に棚にCDが収まりきらなくなってきている自室。
本日のレビュー:ABSU「ABSU」
アメリカのブラックメタル・スタイルのバンドの2008年作。これが8年振りのリリースだったそうです。ブラックメタル「スタイル」というのも、ノルウェーの人々ほど狂信的なヴァイブレーションはなく、KATAKLYSMやBAL-SAGOTHみたいなエピック系の大仰さをフィーチャーしたものであるので。以前アメリカのアマゾンで「この商品を買った人の同時購入商品」をひたすら掘っていったことがあって、その時やたらあちこちで見かけたので試聴のうえで買ってみた品です。これがもう、形こそブラックメタル風ですが、NWOBHMから地続きのアングラダサメタルのくすぐったい部分をこれでもかと凝縮した上で100%バカになってみせるという、非常に突き抜けた出来で最高。派手なキメの笑える度は下手すりゃドイツのATTACK(「SEVEN YEARS IN THE PAST」で有名な)級です。演奏とプロダクションも気持ち悪くない程度に(ここ重要)クリアに洗練されていて快適。究極の普遍とは究極の特殊であるという観点から、非メタラーにおすすめしたいメタル作品です。8曲目"In The Name Of Auebothiabathabaithobeuee"は2008年のベスト・ソングタイトル賞に選びたかった。
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21 Jul, 2010
▼連休のおみやげでも。
そして明後日またライブですわ。
7月23日 (Fri) 名古屋 新栄 アポロシアター
19:00開場 / 19:30開演
DOIMOI , white white sisters, MY WAY MY LOVE, スイミー
前売2,000円 んで日曜に軽くレコーディング。8月東京のNINE SPICESの件も確定したようで、ホームページに詳細載せてます。左のタブからどうぞ。なかなか新曲も投下できずにいる中、日曜に見たCOHOLに触発されて、
犬録音オフィシャル で唯一名前以外の情報が何もないMEGIDDO ORPHANSをおもむろに始動(=宅録)したい衝動にも駆られています。1.5ヶ月間の夏休みが今あれば。
本日のレビュー:GIANT「TIME TO BURN」
MEGADETHの「RISK」をプロデュースしたダン・ハフ率いるバンドの92年2nd。1作目は
以前に紹介済み 。ハードAORの王道中の王道です。甘めの曲が減ってワイルドげなロックチューンが増し、バランス具合はBAD ENGLISHの2ndやHARDLINE(あっ両方ニール・ショーン)くらいの感じ。今回はマーク・スパイロは一切関わっていない様子。序盤3曲くらいがかなりどうでもよくて、あー雰囲気だけかーそういうやつかーと思っていると、WINGERの2ndくらいの調子になってきてそれなりにテンション上がります。テクニックと背中あわせの高度な歌心をもつエディ触発型のリードギターはやっぱり相当達者。なるほどこれはズバリ、リック・エメット(ex.TRIUMPH)ファンが聴くとよいです。ヴォーカルはルー・グラム系でそれもまたよし。これを両方こなすダン・ハフは才人すな。
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20 Jul, 2010
▼自宅のシャワーが使いやすくて安心している旅行明け。字余り。
本日のレビュー:STEVEN ANDERSON「GYPSY POWER」
スウェーデンのギタリストによるインスト作品、94年リリース。当時輸入盤チャートを賑わせたのちZERO CORPORATIONから日本盤が出たとかだったと記憶してますが違うかも。いわゆる「いかにテクニックがあり、高度な理論に即したフレージングができ、ジャンル的にもツブシがきくかの展覧会」であることが多いHM/HR界のギターインストとは一線を画し、かといって敢えてカウンター的にハートウォーミング具合を売りにするでもなく(それはそれで往々にして薄っぺらい)、情景を色濃く呼び覚ますようなツブ立ちのよい楽曲に適度な技巧性もストッと落とし込んだ、「ギターインスト」よりも「インスト・ロック」な佇まいの1枚です。心なしかエスニックな演出の裏付けに本当にジプシーの血が入っているかどうかは疑わしいながらも、お隣フィンランドのKINGSTON WALLにも似た異郷感の質はなかなかナイス。シングルコイルPUをフロントでキョモキョモとやりつつゆったりとした大波のようなヴィブラートを挟むその表情は明らかにイングヴェイ譲りで、本人もルーツとして公言しているのだとか。タイミング感はシャープさに欠ける場面があって、決して超一流!この人うっま〜…というほどの洗練は感じさせないのですが、作品としてこれだけ楽しめるインストアルバムはメタル界には珍しいでしょう。
19 Jul, 2010
▼はいー帰宅。とりあえず時系列無視で、18日は京都WHOOPEE'SにてGUSANOS 企画に出演してきました。16:20スタートで全7バンドというボリュームながらのっけから大盛況。見るのも演るのも楽しませてもらってきました。鉄板 とEMG をよく見た一日だったなー。メタル、メタルと自称してすいませんと(ANVILの映画もまだ見れてないし…)謝りたくなるようなメンツで、しかしそんな中でやれたのは非常に良かったです。主催のGUSANOSにひたすら感謝。絡ませてもらった対バンの方々ともまたぜひ再会したいものです。LサイズのメタルTシャツをアリにするCOHOLのイタルさんの着こなし術をいつか盗みたいけどきっと自分では体型的に無理。
▼で今回は、連休と
近鉄の超太っ腹フリーパス を利用して、ライブの前後もヨメさんとそのへんに出掛けていたのでした。基本、お手頃グルメ目的だったので、印象に残った食べ物を列挙していきます。
【17日】
551の豚まんと肉ダンゴ(定番ですが…) 吉野駅出てすぐの店で売っているよもぎソフト 鶴橋駅近くの「茂利屋」(かなりいろんな部位の焼肉が串焼きで出てくる。大して飲まない2名で4,000円弱也)
【18日】
結局また行った寺町通り商店街「MR. アサヌマ」のハンバーグカレー(カレーは業務用っぽいがハンバーグは確実に店内手仕込みでかなりの厚み)
【19日】
烏丸御池 新風館3F「TAWAWA」にて京野菜の惣菜と自家製パンのランチバイキング(デザートまでついて衝撃の1,000円が今日まで。明日以降、フリードリンク化して1,200円に) 「くげいも」のほうじ茶ソフト やっぱり「北極」のアイス パイナップル味
暑かったのでとにかくアイスを大量消費してしまった。上記以外にもパピコとかガリガリ君とか。そしてCDのほうの
収穫 は、鶴橋駅ブックオフにて
STEVEN ANDERSON 「GYPSY POWER」、新京極TAKE-Jにて
GIANT 「TIME TO BURN」、
HEAVENS GATE 「LIVIN' IN HYSTERIA」(200円)、
UGLY KID JOE 「AS UGLY AS THE WANNA BE」(100円)、
HUNDRED YEARS 「HUNDRED YEARS」(HELLHOUND、200円)。いつかポイントカードたまるんじゃなかろうか。連休中のバーゲンに行けなかった地元のサウンドベイは補充物狙いで今週末に行くつもりです。今日はレビュー割愛で早寝。
15 Jul, 2010
▼今日こそ本腰入れて曲作るぞ、と食事を終えたのちに部屋に引っ込んでみても、結局PCを立ち上げてしまってグダグダと…という悪しき習慣を断ち切るべく、明かりを豆球だけにして薄暗〜くしてみたら思いのほか集中力があがって良い感じに。若かりし頃のエディ(・ヴァン・ヘイレン)が「クローゼットにこもって毎日何時間もギターを練習していた」という話が昔ヤングギターに載っていたと記憶していますが、何時間もじゃなくてクローゼットの部分こそ、エディのイマジナティブなプレイスタイルの形成に意味があったのかなーと思ってみたりしました。まったくもって比べるような存在じゃないですが…。
▼明日は深夜にログメンの練習、日曜の京都ライブをはさんで土日月と軽く旅行に出るので、次回更新は早くて4日後でしょう。失踪とか入院ではないので念のため。Take J行けるかなー。
只今のBGM:BOLT THROWER「...FOR VICTORY」
近頃はどうも大人なメタルを聴きたいモードで、今日はこれ、買ったときのレビューは
こちら参照 。シブさに安心します。イギリスのバンドなのに薪を叩き割ったようなスウェディッシュスタイルに近く(意外と素直なメロディがあるところも)、分解能の低い初期NEVERMOREがMANOWAR化したかのようなアダルトな味わい。不要な人にとってはひたすら不要、なんでデスメタル界でコイツらが重鎮なの?と思っている人もいるでしょう。アングラメタルを心で感じる余裕がないと難しいバンドかも知れませんが、一度納得できればその後ずっといけます。
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13 Jul, 2010
▼目下最大の関心事は「どうやったらSOHOで成り立つか」であるこの頃、ときどき何の前触れもなくブツッと再起動するこのPC。替え時か。と書きながら価格.comを覗いている最中にまた落ちた。貴様〜。
▼その前にまずはこれです。数少ない関西でのライブ(この次は未定)ですので、お見逃しなく。
7月18日 (Sun) 京都 祇園 WHOOPEE'S
16:00開場 / 16:20開演
DOIMOI , GUSANOS, palm, sora, COHOL, nervous light of sunday, cuol
前売り1,800円/当日2,300円
終了後にどの極太麺が食えるかも楽しみです。
本日のレビュー:DANZIG「III - HOW THE GODS KILL」
おもむろにDANZIGのしかも3rd。92年リリース。DEF AMERICANでリック・ルービンが関わっているからなのかどうかは分かりませんが、ドライなアンビエンス具合とスネアの表裏(打面とスナッピー)のバランスがSLAYERの音源と同じですね。さておき、内容はゴシックパンク+BLACK SABBATH一直線で、初期作より更に妖しさが増している気がします。リズムのキメフレーズで見せる語彙なんかは完全に素朴なハードロックマナー。そうです、デジロック化する前のDANZIGはなんか素朴です。半ばNWOBHM的。ジトッとしたカルト派好きのメタラーで未チェックの方がいたら早いとこチェックしてください。
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11 Jul, 2010
▼昨日の日記(朝の更新)で書いたとおり、昨日(夜)は大学のバンドサークルの先輩(入部暦では後輩)の結婚式二次会があって、DOIMOIマイナス1(唯一出身大学が違うドラマー礼一君)プラス1(同期の和田君/ex.STEREO FABRICATION OF YOUTH)でスピッツを演奏してきました。曲は"渚"。自分はドラム。当日本番ではじめて全員揃うという綱渡りを敢行したものの、3声コーラスもアルフィーばりに決まってよかったな〜。会自体も終始和やか&いいペースで、サークル出身者関連の二次会でそろそろ百戦錬磨になりつつある幹事チームによる安心のクオリティもあってニコニコと満喫してきました。
▼でその二次会の会場準備完了〜開場までの合間に自転車で抜け出して、2年振りくらいに行ってきた名駅69にて
10日の収穫 、
CHRIS POLAND 「RETURN TO METALOPOLIS」(ジャケ違いでない90年のオリジナルENIGMA盤)。相変わらず面白い品揃えの店でした。そして昨日10日は、故ロニー・ジェイムス・ディオの68回目の誕生日であったとのこと。改めて偲びましょう。
▼本日は午前中にログメンの練習からの鶴舞「ムガルパレス」(超いきつけ)でカレー三昧、そして夜はDOIMOIライブ@上前津ZION。入り口のNO REMORSE(エクストリームメタル専門Tシャツ/CDショップ)でかなりかっこいいROTTEN SOUNDのTシャツを買うかどうか散々悩み、いったん保留にして足をのばしてみたサウンドベイ上前津ではバーゲン棚でVANDEN PLASやCROWN OF THORNS(デスメタルではない方)を見つけてこれも買うかどうか散々悩み、結局コンビニで発見したチェリオの抹茶あずき味に落ち着く。倹約。
ライブは初めてのお客さんが多そうなところに容赦なく英語率高めで畳み掛けてしまって、結局自ら全文和訳する羽目になったりもしましたが楽しくやらせてもらいました。誘っていただいたROOZYのみなさんお疲れ様でした!打ち上げにも軽く参加するつもりだったのに、自転車の鍵を忘れて安全に停めておく場所がなく(ライブ中は折りたたんで楽屋に保護)そのまま帰宅。なんか最近こういうダメな展開が多い自分をどうにかしたい。
本日のレビュー:CHRIS POLAND「RETURN TO METALOPOLIS」
初期MEGADETHのアルバムで、フュージョンマナーのレガート&アウトなリードギターを披露していたクリス・ポーランドが90年に発表したソロアルバムです。ギターとベースを兼任して、ドラムは兄弟とおぼしきマーク・ポーランド。ゲショッと歪んだバッキングギターが牽引する楽曲の土台はMEGADETHとFATES WARNINGとCACOPHONYの中間みたいな感じで、例のポヨッと丸いホールズワース・インスパイア系のトーンでもってテンションノートをソツなく盛り込んだリードが軽々と舞うという、まさに「ガチフュージョンもいけるメタルギタリストのインストソロアルバム」のカガミ的内容。CYNIC関連の
EXIVIOUS ほど双方の極限まで突き抜けた感じはないですが、MEGADETHにおける彼の貢献を評価している向きにとっては、彼の要素だけを取り出したこういう作品が聴きたかった。といえる内容になっていると思います。
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10 Jul, 2010
▼新栄パルルでのワンマンショー無事完了。フ〜。3時間無休憩で喋り通しましたがそれでも網羅しきれなかった部分だらけであります。あれ以上続いても聞く人の体力が持たないとは思いますが…。ご来場いただいた少数精鋭のみなさん、ありがとうございました。1ドリンクのかわりに1CD-Rを謳っていたのにすっかり忘れてたので、各々次に会ったときに渡します。
▼
先月募金したロニーのがん基金 で特典として送られてくるはずのメモリアルパッケージがいっこうに届かないので、つたない英文で問い合わせたところ、とにかく大量の募金があって発送に時間がかかっているとのこと。そりゃそうですな…。ひとくち35$USDの募金が、現時点で6,500件以上来ているそうです。みんなあの
かっこよすぎるTシャツ に目がくらんでいることは否定できないでしょうが、善行してかっこいいTシャツも送られてくるなら言うことないでしょう。7月31日の入金分まででメモリアルパッケージ発送は終了するらしいので、迷っていた人はお早めにどうぞ。
▼さて今日は大学のバンドサークルの先輩(入部暦では後輩)の結婚式二次会にてDOIMOIマイナス1(唯一出身大学が違うドラマー礼一君)プラス1(同期の和田君/ex.STEREO FABRICATION OF YOUTH)でスピッツを演奏し、明日は上前津で普通にライブ。来週は京都、再来週はアポロシアター、その次ログメン。一番どうしようと思っていたワンマンショーが終わったので気分的には若干楽な現在です。
本日のレビュー:SADIST「CRUST」
mid90'sメロデスブームの異端児、イタリアのSADISTの3rd。大名盤2ndは
紹介済み です。シンセと変拍子をバリバリに導入し、泣きに頼らずフュージョン的緊張感とトライバルテイストをデスメタルにブチ込んだミステリアスな音楽性を身上とするバンドで、このアルバムでは更にストレートなグルーヴの16ビート(しかもそこに若干MESHUGGAH風のリフが絡む)やら、えせトランス風高揚感、ニューウェイブ的キラキラ感?をも加味して、メタル然としたカルトくささを廃しつつも徹底的にコアなアプローチを実践しています。OBITUARYとMISANTHROPEの中間のようなヴォーカルも気持ち悪くていい。もう10年以上前の作品になると思いますが、きょうびの変態君たちにも全然負けてません。アイディアだけじゃなくセンスが良いから高品質にまとまっています。アラン・ホールズワースを大衆化したような流麗なリードギターを出し惜しみしているのが歯がゆいところ。あと、異常に低音が薄いうえに過剰なトータルコンプがかかったサウンドプロダクションが残念無念。マスター音源からのリミックスでもして再リリースしてくれませんかな。
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6 Jul, 2010
▼今日も金曜のワンマンショーの練習。へたなインプロはやめて、仕込みでメタルスタンダードのメドレーに変更。ただしそれぞれ元ネタを熟知していないとカヴァーだとは分からないですが。現在25時、DJ講演のほうの内容まとめにも着手しようかと思います…。
只今のBGM:VIRUS「CARHEART」
ノルウェーブラック/ゴシックの濃いメンツが集まったバンドの1st。先月2枚まとめて注文したうちの片方で、もう一方は
レビューに登場済み 。内容は完全に同一路線(なので詳細なレビューは割愛)ですが素晴らしいです。天才の仕業。屈折・迷惑系がちょっとでも好きなら絶対聴いてもらいたいバンドであります。
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5 Jul, 2010
▼金曜のワンマンショー で少しは演奏もしようと、約3時間ブッ通しで内容を思案&練習。2年くらい張りっぱなしだった弦が案の定切れて、全替え。マイ・バトル・アックスがひさびさにフレッシュになりました。当日はこれを使ってDARK SOL 的なことをちょっとやろうと思っています。
DJ講演はコアすぎて誰が興味を示すのか、いや誰もいないに違いない。という現状を少しはどうにかしないといけない気がするのでちょっと補足説明します。
1. 20世紀HM/HRの体系俯瞰
メタラーでない人も断片的に聞いたことがあるであろう「ジャーマンメタル」「スラッシュメタル」等々の小分類。分け入ってみると更に多様で、派生したり収束したり遠いところで影響しあったりと、複雑な系譜が存在しています。絶対はずせないキーポイントを押さえていきながら、へヴィメタルにまつわるあらゆる枝葉の「どこから来て、どうしてそうなったか」をざーっと解説します。最近の状況はキャッチアップできていないので20世紀限定で。
2. 初期欧州デスメタルシーン深部における構造解体と無法のルネサンス
ここ数年、どこからも取り立てて評価されてはいないが個人的には猛烈に興味深いと思っている分野です。90年代初頭、デスメタルの勃興によってへヴィメタルが最も自由でアーティスティックになった瞬間だけに存在した、欧州各国のかなりとんでもない音源の数々をご紹介します。
料金は500円で1CD-Rつき(内容未定!)。実質タダのようなもんです。Keiさんの農園の料理をいただきつつゆっくりしていってください。
本日のレビュー:AT THE GATES「THE RED IN THE SKY IS OURS」
日記本文中の写真のうしろに写り込んでいる、AT THE GATESの92年1st。ギタリストのアンダース・ビョーラーではない方以外はその後の面子と同じ。この頃はまだヴァイオリニストが正式メンバーとしてクレジットされてますね。音楽的には、のちに大成するストレートで洗練された叙情デスラッシュとは程遠い、アングラ臭ムンムンのドタバタデスメタル。リズム展開が激しく、ブラスト的なものもちょろちょろと入ります。メロディックな要素はたまに突出することがあって、そのあたりの具合も含めて初期SENTENCEDにけっこう近い。「TERMINAL SPIRIT DISEASE」以降とは別バンドと捉えたうえで、魅力的な初期デスメタルとして楽しむのがよいでしょう。ヴァイオリンのポジションはひたすら謎。
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3 Jul, 2010
▼今日もDOIMOIサイトのカスタマイズを無駄に続行。FAIRTILIZER なるサービスを発見し、各ページに試聴用ミニプレーヤーを埋め込んでみました。実際の様子はこちら 。
更にこの日記も若干グレードアップさせまして、たとえばレビュー文中に、過去に掲載した同じアーティストの別の作品のレビューへのリンクを仕込んだりすることがよくあるわけですが、ページ遷移→戻るボタンで帰ってくる、ということをしないでいいように
こんな具合 にしてみました。バッテンをクリックで一発復帰。これまでのログにも反映させるのは凄い作業が発生してしまうので、今月分からの適用で。
▼前回もらった「雨の日クーポン」を行使すべく徒歩20分くらいの距離にあるデニーズに行ったら、往路で足首からつま先までズクズクに保水するに至り、帰りは傘がいらない霧雨に。家を出る前に少し諦めかけてみたりすりゃ良かった。で、デニーズのクオリティが相変わらず、マニュアル調理の限界を超えていく感じで凄いですね。たまに外れな店舗もありますが、名古屋なら今池店は昔もいまもちゃんとしてます。
本日のレビュー:THE MUFFINS「OPEN CITY」
アメリカの突撃系レコメンバンドの85年作。スタジオライブと未発表曲などを含む編集盤のようです。HENRY COWを部分拡大したところからCURLEWその他へと続いていく感じの、とにかく性急で尖ったインストアンサンブルが満喫できます。スタジオライブはほとんど通常のスタジオアルバム級のクオリティの録音状態で、演奏もキレキレで冴えており、まったくもって寄せ集め感のない盤になっています。ひとつの特徴をひたすらエクストリームな域まで煮詰めていくやり方は実にアメリカっぽく、2000年ちょい過ぎあたりに特に元気だった変態マスロックの一派ともかなりオーバーラップする音。録音自体はMASSACREの「KILLING TIME」あたりとだいたい同時期だったことを思うと、もうちょっと評価されてもいいバンドなのかも知れません。
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2 Jul, 2010
▼「日々うっすら頭にある課題」の筆頭はここ数年ずっと「DOIMOIの新曲を作る」ですが、現在4〜5番目あたりに「iPhone購入を現実的に検討する」が加わっています。現在使用中の端末は4年前の購入。アデリーペンギン のアプリでもあるなら弾みがつくんだがなー。
▼昼に行くと大抵開いてないが夜は相当遅くまで明るい、得三となりの中古CD/レコード屋・WILD HONEYに寄るも収穫はなし。外のバーゲン段ボール(300円)でTESLAがほとんどコンプリートできるので早い者勝ちで駆けつけてください。以下、店内で印象に残った客と店主の会話。
客:「サッカー早よ終わらんかな。深夜に見るテレビがない」 店主:「テニスは?」 客:「もっと嫌い」
むむー、これぞCD屋の会話…。ちなみに客のほうは50代くらいの男性で口調が桃井かおりでした。さておき、WILD HONEYはかなり面白い品揃えでかつ安いので、行ったことない人は行ってみてください。くれぐれも夕方以降に。
只今のBGM:GENESIS「THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY」
行き詰まったらこれ。何度聴いても何がやりたいのか訳わからんけど、「音楽的なまとまり」を遥かに超えたところで地味にブッ刺さってくるかっこよさがあって、かつ別に奇をてらうばかりの内容でもないということで、いつ聴いても新鮮でそして惑わされます。あっ文字通り「眩惑のブロードウェイ」。今度から「無人島レコード」を尋ねられたらこれと答えよう。尋ねられたことないですけど。
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1 Jul, 2010
▼ログメン の新曲デモを録りあげてひとしきり達成感(リンク先のmyspaceにさっそくアップ済み)。1日の中でこういうことをやると今日は生きたなあという気分になります。あとはライブ当日もちゃんと生きた心地がするように練習せねば。ハイおあとがよろしいようで。
▼Keiさんから来週のパルルワンマンショーのチラシデータが到着しました。ゆるい…
!! Keiさんの絵心炸裂してます、クリックのち拡大でご覧ください。いちおう詳細な内容は
ここにあるとおり を予定してますが、喋るだけってのもつまらないので弾き語りかメタルスタンダードの完コピか何かでもしようと思っています。絶対寂しいのでどうか冷やかしに来てください。