SCSIDNIKUFESIN

28 Oct, 2014

▼最近の収穫、大須グレイテストヒッツ2階でMICK JONES「MICK JONES」(FOREIGNERギタリストソロ89年作)、ブックオフ黒川(11月半ばで閉店…R.I.P.)でGLENN MEDEIROS「GLENN MEDEIROS」、同平針でPETER CETERA「SOLITUDE/SOLITAIRE」「WORLD FALLING DOWN」。夜な夜な遅くまでやっていたソロ音源制作により、子供寝かしつけ後の深夜ブックオフ習慣が抜け気味になり、結果、それで生きていくのになにも支障がないから、寂しいもんだなと思っています。ex.THUNDERHEADのヘニーがDONNERKOPFのあとにNITROGODSなる新バンドを立ち上げて音源すらリリースしていたらしく、気になる新譜ラッシュ(ENCHANTSANCTUARY等々)はさておいてもこれだけは買わねば。なんかちょうど2作目リリースしてるし(いまURL取得のために検索したら気付きました)。中学校の頃から知っているミュージシャンの近影には大概落ち込むことばかりですが、48歳にして一切シワデブ化してないヘニーはかっこいい。

▼「自動車の運転免許の更新に行ったのに、現物を持ってくるのを忘れたため何もできなかった」という事象がつい最近発生しました。ありがとうございました。

▼長いことタメていた外食記録シリーズをまとめて超特大でいきます。以下、よろしくお願いします。
ちなみに、各エントリの一番下にブログ記事のカテゴリとタグの一覧がありますので、食べ物なりモーニングなり気になるキーワードをクリックしてもらえれば、関連記事が一括表示されます。ご活用ください。

食事

▼食事といえば全部食事ですがここでは「喫茶・朝食・甘味を除いた昼ごはん・夜ごはん」としてご理解を。まずはにわかに贔屓にさせてもらっているご近所シリーズで、はじめに新栄の美ら風 新栄店。多分普通に何店舗かある沖縄料理の居酒屋です。もずくの天ぷら、島どうふ、麸のチャンプルー、ラフテーチャーハン等々、ほかにも何だったか忘れたのもありますが、珍しいおいしいものがいろいろあって、組み合わせ次第でけっこうお得にもいけます。独特な質感の黒糖アイスが最高なのでそれはぜひ押さえておいてください。1階の入り口で案内してくれるやさしいおじさんがたぶん調理もしていて、その方がとにかく親切。うるさいムスメがいつも会計のオマケのちんすこうをもらって大喜びしてます。個室多め(というか基本的に細かく区分けされた掘りごたつスタイル)なのも子連れに助かります。WEBクーポンがわりと頻繁に出ているのでホットペッパーのページをチェックということで。

▼今年の春、自宅から徒歩圏内に出来た和道らーめん 銀乃月は、大別すれば二郎インスパイア/極太つけ麺の類のカウンターにポジションをとる「淡麗系」でしょうか。細いストレート麺で豚か鶏、それぞれ塩または醤油が選べて、その他つけ麺(麺は中太くらい)や季節メニュー有、ごはんものも有という構成。豚も鶏もケモノ出汁がしっかり滲みでたスープで、豚は臭みのないトロントロンのチャーシューに焼きネギ、鶏はプルプルムネ肉にゴマ油少々とタマネギ・かいわれが添えられ、トータルのバランスを慎重に磨き上げた感あり。パンチは控えめながら、食事らしい満足感がしっかり堪能できます。デフォルトが680円、替え玉は100円でいけるので、お腹一杯になりたい人も利用しやすめ。夜は23時半までやってて土日とも営業(水曜休)。

▼同じく今年4月、イオン千種横の高架下にできていたAJITOは、外観どおりオシャレめなイタリア料理店。おそろしく気さくな店員さんがおり、子連れでも利用しやすいどころか、ランチで入るなり子供用ドリンクを1杯サービスで出してもらえるという嬉しありがたすぎる待遇。前菜3種・パスタ(3種類から選択)・ドリンク・ミニデザート=1,000円というランチは「あーあのお腹いっぱいにならないやつ…」というパターンとは一線を画し、前菜はいつも手が込んでいて美味しく(お酒好きな人が特に好きそう)、パスタは当たり外れがなく量に対しての食べ応えが考えられた味付け&具の盛りで、デザートもひとひねりある手作り。この前は新メニューに向けたお試し企画として10数品がオール280円という企画を夜にやっていて行ってみたりしました(とても良かった)。季節ごとにいろいろ催しているようなので、お店のFacebookページで逐次ご確認をば。

▼おしゃれ寄りでもう1店、新栄交差点の少し南にあるシェ・トトはフレンチのお店(と言い切るとさもフレンチを知ってるみたいに見えますが全然分かりませんので)。ただならぬ口コミを見て行ってみたら、確かにメインの肉・魚のボリュームが尋常ではない。そしておいしい。ちなみにサラダも変わったドレッシング&けっこうな量で好内容です。パンがついてランチ1,000円。そしてケーキ(ドリンクとセットで+500円)も、並みのケチケチしたオシャレケーキ屋は全員謝った方がいいんじゃないか?というクオリティ。賑わう店内は予約だらけなのでふらっと行くには注意が必要。あとは写真でどうぞ。

▼桜山の萬々事々は土日祝のみランチ営業ありの居酒屋。今のところランチのみ利用です。揚げ物・魚・肉・ハンバーグetc.がメインのセットがおおむね900円台(カレーやうどんなどは少し安め)、日替わりは確か800円台、豪華な御膳の類は1,000円超え。副菜の組み合わせはメニューによって微妙に違いますが、茶碗蒸し、あら汁、マッシュドかぼちゃ(というんでしょうか、季節によって変わるかも知れません)つきのサラダなど、満足感がスゴイ。しかもご飯・あら汁はお替わり自由。座敷席もあり、たまたまかどうか分かりませんが子供にデザートのアイスを出してもらえたりしました(しかもけっこうな量)。すぐ隣に系列店と思しき似たような屋号の焼肉屋があり、そっちもランチをやっていたので激しく気になっています。

▼高辻~堀田の間くらいにある比那屋、老舗の名物店ぽいので行ってみました。手狭で古めな店内に色紙がズラリといういかにもな構え。名物だという唐揚げがあっさりしつつフワフワで、大量に食べられそうなおいしさ。ラーメン、餃子、チャーハンなど、ひとしきりバリエーションを揃えていてはくれますが、ストレートに唐揚げ定食的なものでいくのが一番幸せかと。

▼池下の裏通りにひっそりあるインドカレー屋Sitarは、ランチタイムはサラダが取り放題形式。薄パリ系のナンがお好みなら、冷めてきたころに野菜を巻いてナンロール的にボリボリやるとよろしいと思います。ドリンクはセットに含まれないですが、ときどき「咲楽」にクーポンついてます。近くのシャティもいいけど今日はナンおかわりしたいな~というときはこちらを。

▼フラフラと矢田川付近に行ってみた流れで立ち寄ったかどせん 守山店、「イケ麺」の看板に面食らいつつ入ってみると、食堂然としたいかにもな町のうどん屋。名古屋で時々出会う、ゴリゴリハードではないがもっちり伸びるような高密度麺。日替わりの「イケ麺セット」が何だかおかず満載で凄い充実感だった気がします。このあたりでたまたま昼時になるという機会もそうないかと思いますが、あったらぜひどうぞ。

▼ブックオフ千代田橋のついでに時々寄る近くのアピタ、昼時にはここぞという店があまりなくて困りますが、いかにもなファミリー向けイタリアンビュッフェのパパゲーノが割と良い感じです。値段はそう安くない1,199円+税ですが、結局カレーと唐揚げとサラダじゃねーかというダメなパターンではなく、野菜中心の前菜がけっこう充実。人が入ってても補充はマメに出てくるし、パスタとピザは常に5~6種類から選択可。デザートも自家製パンナコッタ的なやつが出てきたりと良心的で、自分で焼けるワッフルが売り。ソフトクリームも絞れるので、飲食店経験のある人は豪華デザートディッシュを構築可能(=写真)。でもこのワッフルは何もつけずに食べるのがおいしいです。
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モーニング

▼相変わらずべら珈琲松屋コーヒーの利用率が高い我が家のモーニングですが、常に新規開拓はしております。まずはちょっと遠出して、大須と尾頭橋の間くらいにあるビーンズハート、ここのコーヒーはおいしかった。モーニングのセット内容は胡麻パンがつくのみですが、もっちりして食べ応えのあるパン。何よりコーヒーが、あまり共存することはないと思っていた「透明感ゆえのキレ」と「図太い香り」がともにピンと立って、一杯の充実感が凄い(量も多めだった気がする)。山小屋風の外観と内装もステキであります。置いてある本も良い。
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▼御器所に以前からあった珈琲 町家、最近ちょっとだけ改装してリオープンしました(どう変わったか分からないくらい久しく行ってなかったですが)。ブレンドコーヒーが浅め→深めまで4段階から選べて、こちらも大きめのカップになみなみと。デカンタにためっぱなし系か?とややためらう店の外観ですが、全然ちゃんといけてます。モーニングのセットも品数多めだった気が。

▼栄ミュージックファーストからほど近い、そして東桜パクチーの真横にあるダイヤコーヒーは、自家焙煎豆の販売の傍ら喫茶も開けてますといった佇まいのお店。とりあえず子供に優しく、複数の店員さんからアメをもらえたりちょっとした個包装のスポンジケーキをもらえたりと、座るなりの好待遇。コーヒーはビシッと来るキレ系で好みです。聞いた話だとランチはカレーなどが軒並み激盛りだそうで、それも行きたい。

▼池下のちょっと裏にあるIL TULLE、こちらは非常に「健康ブームに乗る女性消費者」に狙いを合わせてきたような、スムージー推しのカフェ。店員さんによって対応から料理の質まで大違いで注意が必要で、どう見てもにこやかな方の人(女性)がいたら大丈夫です。パン、はちみつ、緑色のスムージー、あとヨーグルトだったか卵だったかがコーヒーについてきて料金はコーヒー1杯分。コーヒー自体はさして売りではない感じなので、あとから入った別席の客にあわせて冷め気味なパンが出てきたりはちみつを忘れられたりするとかなりアレですが、大丈夫なときはとてもいいお店。

甘いもの

▼そう頻繁に行くわけではないけど安定のナンバーワンは近所の穴場・MAGGIOREです。何を頼んでもちょっと珍しくて大きめで凄くおいしい。最近頼んだ、「クッキー入り半アイス」との説明を見ても何だか分からなかった品はこんなのでした。でかい。
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▼自転車の遠出のなりゆきでたどり着いた六番町のカフェ シブル、静かな住宅街にぽつねんとあるオシャレげなカフェ。窓の多い明るめの店内で、よく賑わっていました。細かいことを失念気味ですが、人気のタルトを注文して、タルトのタルトらしいところが凄く良かったと記憶しています。ランチタイムとの境目くらいの時間に訪問して、料理のほうもいいニオイがしていたのでいずれ食事利用もしてみたい。がしかし六番町遠いなー。

▼鶴舞のはずれにかなり前からあるカフェ・ザ・ベストは、豪勢な音量でテイラー・スウィフトみたいなBGM(偏見&無知ですいません)が鳴り響く、まさにという感じのおしゃれカフェ。ケーキの方もその勢いでかなりガッツがあり、だいたい500円前後でしたが相応かそれ以上のボリュームとパンチ。頑張ってるパティシェさんがいるようで、季節によってマメに品揃えが変わるようです。満腹気味で行くとKOされますので昼食とトータルで配分調整を。
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▼大曽根で喫茶できるところを…と探し歩いていて偶然見つけたのが、生花店と併設されているTreeFrog。アトリエ的なスペースと半屋外の温室風なスペースの二部屋があり、前者には売り物の雑貨類も置いてあります。ケーキ類は極力砂糖を減らした健康志向にこだわっているとのことで、全体的にあっさりしつつも物足りなさがないようにいろいろ乗ってて満足感高めです。
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▼こちらはケーキではなくベーグルのお店で、東新町の小さいビルの2階にある米花。某本山drawingの亮平くんに雰囲気のよく似た若い男性マスターが一人でやっていて、ベーグルは食事系からデザート系までいろいろ種類あり。パン屋の感覚でいくと高級感ありな価格ながら、全然納得のクオリティで、あれこれ試したくなります。窓際に辛うじてある席(2席!)で店内飲食もできて、その際はオーブンで温めてお皿で出してくれます。ドリンク類もいろいろあったはず。

氷、アイス

▼夏に評判のかき氷屋を調べて行くと、凄い行列にやる気を失くすのはよくあること。もう夏は終わりましたが、来年用として、かき氷専門店ではないがいい氷が食べられるお店を控えておきます。

▼まずは車道商店街の隠れ人気店・茶縁。シーズン中は知る人ぞ知るの知る人が沢山来ていて、たまに満員で入れなかったりもします。夏季限定メニューはかき氷のほかパフェもあり、本業は日本茶の専門店なので、あやしい抹茶味とは一線を画します。若干おしゃれ価格ですが、雰囲気も良くおすすめ。

▼中日ビル地下のなみこし茶屋も夏は氷やってます。こちらは甘味のお店なので、黒蜜やあんこが信頼できます。同席者とタッグでぜんざいとの合わせ技に挑むなどすれば、頭キンキンで困ることもないでしょう。下の写真の氷はもうかなり食べ進んだあとのもの。
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▼大須の老舗・七福堂も夏は氷やってますね。ここは何もかも、ちゃんとおいしいのに安い。氷はけっこうベースのみつがしっかりかかって甘めなので、あっさり好きの人はみつ少なめコールをするとよいかも。白玉入りでほんのり塩気が効いた冷やしぜんざいも夏限定で、うまいです。

▼こちらは氷ではなくソフトクリームで、伏見のちょっと裏通りにある升半茶店 本店。6~9月のみ登場する抹茶ソフト&抹茶シェイクがこれまた知る人ぞ知るアイテムのようです(5月頃たまたま初訪したとき、あれまだ?といって来店する常連多数でした)。調べるとたくさん出てきますがでかさが嬉しい。しかもかなりクリーミ~な質感でとても食べ応えあります。

▼以上でした。精魂尽き果ててレビューは休みます。