▼更新タメてしまいました。まず29日は世を忍ぶ仮の仕事を終わらせたあと、急にお誘いを受けてW JAPAN君(ex.STEREO FABRICATION OF YOUTH)の新居で鍋。鍋といっても私が着いた頃には終わりかけで、そのあとWiiでスーパーマリオ(混沌を極める4人同時プレイ)やらテニスやらボーリングやら。翌30日は家の風呂場と自室の大掃除。自室がとにかく恐ろしいまでに片付いて、現在、隅々まで写真に撮って公開したい気分のよさです。何でも宙吊りにして床面積を広げてやりました。やはり整理整頓は3次元でやらないといかん。
写真左:混乱しがちな小物を、空いているカーテンレールを利用して窓際に吊りました。マーシャルのミニアンプの後ろにちょうどクリップがついていたので、それまで吊っときました。写真右:今は使っていないエフェクタボードをTINY TERRORの下に置き、棚の面積以上のスペースを確保してペダル類を使いやすくしてある図。GUYATONEのパワーサプライ(壊れてたはずなのに1年振りくらいにスイッチ入れたら動いた)も常駐。 CDも結局、過半数を実家から移送してきて、この有様になりました。 クリックするとカッコよく拡大表示されるスクリプトを無駄に導入してやったので、どうぞ。 ▼そして今晩はログメンの相方・星君のところにお邪魔して鍋会を敢行してくる予定です。これから日記書こうという時間には帰ってこないと思うので本日は早めの更新。さて前回は年始になってましたが今年はこのタイミングで、「今年買ったCDの中で強く印象に残ったものリスト」をまとめてみました。今年は買う時点で厳選していたので、購入数の半分くらいはここに入ってるんじゃないかと思います。基本的には好きなものを掘り下げただけですが、まずまず充実してたと思います。CHEER-ACCIDENTやSEPULTURAなど、新作が出るのを楽しみにしていたにも関わらず、過去の作風とまったく変わることがなかったために購入を見送ったケースも多々あった年でした。節約しすぎたかな…。以下、並びは購入順で。
元祖マスメタラーの再結成スタジオアルバム。もともとそんなに思い入れのないバンドだったんですが、まさかの復活というインパクトと、現役時代以上にメロディにこだわった丁寧なつくり、微妙にアップトゥデイトな空気感がお見事で、繰り返し聴いた1枚です。
WHITESNAKEの元ネタになっているお湿りブルーズロックの人。"Ain't No Love In The Heart Of The City"のオリジナルも入っているのでファンは通っておくべき品でしょう。ジャケどおりの内容が期待できます。
今年は「ツイン・ピークス」を見たのが個人的に大きな経験のひとつでした。その余波がバリバリ効いている時代にMTVを見ていたので、なるほどここにもあそこにも影響が…と発見がたくさんあったものです。このアルバムは全然最近の作品ですが、ジャケも内容も相当「ツイン・ピークス」色を伺わせて、未だに残る影響力の大きさを確認した次第。内容的には薄暗くて怪しすぎるプログレッシヴ・ポスト・メタル。
大蛇がのた打ち回るようなダウンチューニングリフとどっしり落としたリズム感が、まったくもってトレンド無視で痛快だった1枚です。もうちょっとでISISその他の激メタル界隈に食い込めそうなのに、なんでもっと売れてないのか理解できません。
2年前に得三で対バンできたのも非常にいい思い出。「ドシャーッと拡がる系のエモ」はこの世に数あれど、その中でこれだけバリエーションをつけながら奥行きある味を出せるバンドはなかなかおりません。おっと2枚続けてSTIFF SLACKリリース。
実家から持ってきてみた15年前の「HEADBANGERS BALL」のエアチェックの中から発見したバンド。HELMETあっての…な感じは多分にありますけども、グランジ全盛時代のよさをもの凄く端的に語ってくれる1枚としてのインパクトが強烈で、けっこう頻繁に聴いてました。
このアルバムは正直、「これだったらDIOの『ANGRY MACHINES』のほうがいいじゃん、『DEHUMANIZER』や『FORBIDDEN』の時はボコスコ言ってたくせにこっちだけ猛プッシュしてるおめーら一体何なんだよ」くらいに思ってるんですが、とにかくこれがこの世に出たという事実を称えようじゃありませんか。あと何だかんだで顔合わせのマジックもあると思います、特にアイオミ。入院中のロニーはほんとに早く良くなってもらいたいです。
今までの人生、これをスルーしながらにしてメタラーを騙っていた自分を恥じました。向こう10年分のへヴィメタルの青写真。全員聴いたほうがいいです。
BLINDERという超マイナーなプログレッシブポストコアバンドのメンバーがひっそり出していた1枚。快適と刺激的が凄くいいバランスで両立した音響歌もので、これもよく聴きました。
STOMPBOXと同じく、どこまでもリアル・グランジな1枚。まだまだちゃんと聴いてないこの手のバンドがいっぱいいるようで、そのあたりの発掘は続けていきたいところです。
今年のMVPはこのアルバムにあげましょう。オールドメタラーの耳を喜ばせつつ、今のタイミングでもきっちり有効な破壊力をあわせもった、理想のダーク・パワーメタルの大傑作。NEVERMOREがソロワークだなんだでしばらく新譜を届けてくれてないですが、HELSTAR再結成とかじゃ物足りないよというこの手の音のファンには絶対これがおすすめです。
つい最近に入手した品ですが、さっそく脳内占有率上位にきてます。名曲多し、ゆえに名盤。このツブの巨大さというか、一度脳裏に塗りついたら剥がれない固執性は何なんでしょうか。移動距離1時間以内のところに住んでいるということは忘れて、普通に海外から買ったCDと同じようにガンガン聴いてます。 新品でわざわざ買ったものを大事に聴いたなーというチョイスになったのは満足です。今の購入ペースでいくと来年は間違いなくもっと数が減りそうですけども、それはそれで良しとしよう。ではまた来年。