SCSIDNIKUFESIN

26 Nov, 2012

▼流れ上、先に外食の話から。出かけるのが億劫になる寒さがやってくる前にガシガシ仕掛けてます。

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久屋大通ANNEX11階の唐渡屋、600円台でハヤシライス/煮込みハンバーグ/etc.と選べて、土日祝はサラダバー&フリードリンクつき。料理が熱々ではなかったことだけがちょい物足りないながら、ちゃんと手作りだし価格帯からすればかなり素晴らしい域。特筆すべきは久屋大通公園を見下ろせるロケーションで、運よく堀ゴタツの個室(写真)に入れるとかなり良いです。子供を好きに這わせてもどこにも迷惑がかからないので本当に助かった。
御器所のちょっとわかりづらいところにある花音(かのんと読む)はモーニングで利用。サンドイッチやらワッフルやら4種類から選べます。サラダもついて、さすがにドリンク価格のままとはいかず確か500円くらい。トーストのモーニングに飽きた向きにはおすすめ。
大須にずーっとある甘味の店七福堂、夕方に入ったら雑煮セットもあったけどぜんざいにしました。あったかいノーマル版は普通に甘め、冷たいクリームぜんざいはちょい塩寄りと、同じぜんざいでも味が違います。豆は形も味もはっきりしてて、餅は香ばしく焼いてあります。今までアンコとくれば東片端の相生ばかりお世話になってましたが(詳細後述)、こちらはより近所なので気候が過酷な時期に重宝しそうです。
車道駅からちょっと西に行った角にある、回りそうな外見のくるま寿し、かなり手頃なランチが700円台から選べます。最もオーソドックスそうなすし定食(750円)をいってみましたが、安さの割にネタは全然問題なく、特に普段とりたててどうこう思う機会のないゆでエビが美味しかったりして、むしろアベレージ以上だと思います。赤だしがおかわり自由なのも助かる(子供がわかめと豆腐を食い尽くすので)。あなご丼やらまぐろカツ丼など寿司以外のメニューもありました。また利用します。
以下リピートで。さっき名前の出た相生でかき氷を頼まないときの最強メニュー「うずらの里クリーム」(寒天、つぶあん、白玉、バニラアイス、みつ)とともに、初めて非・甘味のところてん+三杯酢をいってみました。軽食中の軽食というイメージのところてんですが、ドッサリ量があって、完飲できるマロヤカ具合の酢とうっすら青海苔で食事的な満足感がけっこう有り。すばらしいです。うずらの里クリームは今まで何の気なしに残していたみつ(別の器で出される)をすすってみたら、上品な水あめのような異常なウマさ。最高です。店内BGMもいつも優しいアメロックで最高。今回行ったときはORLEANSてのがかかってました。何せ再生中のCDを面出しで立ててくれてて、厨房?の奥の壁にはアコギがかかってますから。誰か混雑してないときにマスターにそのへんの話してみてください。
同じく東片端、ベベのおそうざいはランチの内訳と価格が変わってました。メインを肉・魚・ガレットから選んで、そのほか好きな惣菜を3種まで盛りたいだけ盛れて(ただし器はレディースサイズ)、ドリンクつき980円。ガレット(そば粉のクレープ)は蕎麦よりもソバ味が濃厚で食べ応えあり、かつ意外と巨大で、メインは絶対これがおすすめです。惣菜もどれも野菜中心で丁寧にできてます。ヨメさん曰く、いわゆる「カジュアルフレンチ」のおいしいやつをこうやって食べられる店は珍しいとのこと。かなりおすすめ。
▼ここでちょっとオカルトの話します。↑の唐渡屋に行ったついでに何の目的もなく東急ハンズに立ち寄って、手頃なスチール球があったので、なんとなく「インシュレータを点支持にしよう」と買って帰ってみました。今まではオウテクの定番AT6099(もらい物)を使用。買ってきたスチール球は1cmあるかないかくらいのサイズなので、スピーカー下の空間が狭くなりすぎるのもどうかと思い、結局AT6099の上に球を置いてそこにスピーカーを乗せる、という状態になりました。前2・後1の3点支持にてセット。

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プラシーボかも知れない。オカルトかも知れない。ですが、今までそうだったもの達(接点クリーニング、ケーブルにアルミ箔、etc.)と比べると割とわかりやすい変化が。低域の膨らみが落ちて、アタック時に高域がよく立つようになり、定位感が明確に。インシュレータはウーハーから発する低音の振動が載置面をつたって床やラックを振動させたり、それがスピーカーに戻ってきて不要な振動を起こすのを防ぐ道具なので、理にかなった変化な気がします。
引き換えに、今まで余分に出ていた低音もどこかに行って、トータルのバランスとしてはかなりトレブル寄りになってしまいました。だがしかしたかだか高さ40cm位の箱から、近所(もしくは家庭内)迷惑にならない音量で、そんなリアルな低音が出るはずもなく。正しい音が再生されることが優先であって、足りないものは正当な手段で補う必要があります。ということで、ミックス中のみときどき登場していたサブウーハーをレギュラー稼動させることに。
ここからは十中八九相当な邪道なんですが、クソ長いケーブルを使ってリスニングポジションの後ろの床面にウーハーを置きました。生演奏の場を考えると、指向性の強い高音が最初にピーンと飛んできて、中低域以下はドヨドヨと反響を生みながらちょっと遅れてやって来るはず。狭いリスニング領域でスピーカーとサブウーハーを両方正面に置くと、本来とは違う順番で低音が届いてしまい、アタックを濁らせるとかそういう結果を生む気がします。今回サブウーハーをこういう置き方にしたことで、たぶんですがBBEの原理をフィジカルに再現してることになるのでは。加えて、多分位相が軽く乱れるので、そのお陰でフワッとしたステレオエンハンサー的作用も。後者は特によくない気もしつつ、聴いていてそっちのほうが楽しいので全然良しとします。スピーカーは耳の高さ、サブウーハーは足元だから多分そんなに酷いことにはなってないと思いたい。
▼ながーくなったのでレビューは割愛。目を通していただけた方は本当にありがとうございます。