SCSIDNIKUFESIN

27 Jul, 2012

▼うかうかしていると次のが出るのがまた3年後とかになってしまうので、DOIMOIの新曲作りをノロノロ開始してます。が、81~83年くらいのリチャード・シンクレアみたいなソロ新作をつくりたいプランをいい加減実行したく、ムスメをいかにニコニコ早寝する優秀な赤ん坊に仕上げるかが急務。そうはおろすか!と問屋が言ってきそうな気配しかしませんが。(※ソロ過去作…前々作 / 前作
更にはログメンの音源が実は3分の2程度録音済みで、こちらは相方・星くんが動いて残りトラックを仕込むのみとなっております(プレッシャー的発言)。創作欲高まるこの感じ、あと4年早く訪れてほしかった。
▼最近の収穫、サウンドベイ上前津にてLEE RITENOUR「RIO / ON THE LINE」。
▼近頃の外食の新規開拓はあまり振るわないのが多かった中、星乃珈琲店のモーニングのフレンチトーストには結構エキサイトしました。あれなら昼の食事もパンケーキも絶対うまいはず。名古屋市中心部からの最寄となると大曽根しかなく、近頃増えすぎたサイゼリヤの半分くらいと置き換わってもらいたい私感です。
▼繰り返しお知らせ。
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もうあと一週間です!何卒!
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本日のレビュー:ANTHONY PHILLIPS「WISE AFTER THE EVENT」

GENESISの初期メンバーだったギタリストのアンソニー・フィリップスの78年作。ピーガブおよびフィル・コリンズ以外のGENESISメンバー関連作品は、各々バラバラに作ってるはずなのに全員同じような時期に似た感じの作風のを作ってくるのが面白い。このアルバムも「WIND & WUTHERING」あたりでの本家の作風に酷似。80年代幕開け前夜のポップスとしてのツルッとコンパクトな感じを身につけながらにして、英国シンフォ派特有のふんわりしたシンセによる牧歌的描写、連想ゲームのごとく自由な転調の洪水など、プログレのおいしいパーツをしっかり生かした内容になっています。ポストロック文脈からBEACH BOYSあたりの線を攻めて「ドリーミーポップ」と呼ばれたりする最近のアーティスト群が好きな人にも、もしかしていけるんじゃないかと思います。