SCSIDNIKUFESIN

15 Dec, 2011

▼珍しくいろんな人に会って話を聞いたり聞いてもらったりしているこの一週間。なんとなく曲作りも中断してて、たまにスポッと外の世界への風穴をあけてみるのがけっこう良い。
明後日に後輩の結婚式の二次会があって、さらにいろんな人に会いそうだけど、どのくらいの平服でOKなのか(またはスーツが常識か)読めないのが困った。高校は私服OKで過ごし、前の会社じゃ一日社外に出なくても無駄にスーツを強要され、この世から消えてもらいたいものの上位はいつだってスーツ。(かといって全く大したことない普段着。)THIN LIZZYのTシャツ買ってもいいかな。
上位。ジョーイ…ANTHRAX来日中止はほんとに残念だな。ジョーイ
▼たまに適当な自炊をする機会がまだあって、こないだも材料を切りながらまだ味付けを決めてない(正確には、選択肢がうっすら二つ)といういい加減さで食事を作り、食べ始めてから具にケチャップをつけたら一発でおいしくなるというかわいそうな出来になりました。
ちゃんと勉強したら楽しいだろうけど、今リソースを割くのはそこじゃないなとの判断で、敢えて勉強はしていません。よく聞く「自分が楽しめればいい」というやつ。
この料理が決して人様を喜ばせるようなものにはなってないという自覚があります。「自分がピュアに楽しむものなら、それを受け取る他人にも何かは感じるものがあるはず」論はありえないという見地におります(他人じゃない人は除く)。レクリエーションと作品、料理については当面レク。作品はきちんと作りたいですね。
ということで結局、作品のことをいつも考えてるんでした。
TRAINDODGE「I AM FOREVER」

只今のBGM:TRAINDODGE「I AM FOREVER」

ずーっと寝かせてて、久し振りにフラットな気持ちで聴いたらピンと来まくった盤です。購入当初のレビューはこちら。
TRAINDODGEは元々変則リズムや骨太リフで押すポストコアバンドで、全時代的ロック愛をありったけ詰め込んだ奇跡のアルバム「WOLVES」でひとつの到達点を見てから、どうなるものかと楽しみにしているところに届けられたのがこの盤でした。柔らかなコードづかいのシンセを大量フィーチャーし、ゴリッとしたスリルよりも雄大なパノラマ感の演出にパワーの使い道を変更。体感温度としては若干「下がった」とも感じられます。
だがしかし、エディー・(当然以下略)の癖を彷彿とせるバッキングギターや、よくよく聴けば「眩惑のブロードウェイ」みたいに底知れないヒダを隠しもつ(一見の)シンプルさなど、「お前これ好きだろ?」といって叩きつけられたも同然の内容だったことに、買ってすぐの間は勝手な期待でマスキングされてあまり気付いてませんでした。前以上におとなしくメロディを追うヴォーカリゼイションが増えたことも全くもって好ましい。時の試練に長く耐えうる「ズレたポップス」の良作です。
むちゃくちゃいいライブ…
ジェイソンのTシャツ、MAGMA!最高!