SCSIDNIKUFESIN

12 Oct, 2011

▼超お世話になってるし今後もなりたいけど別に全然愛していないブックオフ系列。昨日・一昨日とあんなに巡礼しておいて。
「まだ読めるCDや本、捨ててしまったら、もう誰も読むことができません。でもブックオフにお売りいただければ、他の誰かが読むことができます」て、「鍵がかかっていたら、家には入れません。でも鍵が開いたら家に入れます」と言ってるに等しいのをエコと称して何度も繰り返すのはいいが、清水國明はもういいのか?店内BGMで催している「深まる秋に聴きたい曲特集」などの時期モノ企画、流し終わった後の出典紹介がなぜいつもオリジナルアルバムじゃなくてベスト盤なのか。凄く辛辣な歌詞のブルーハーツの曲を曲調だけで和みバラード扱いする感覚は大丈夫か。
といいつつ今日ハードオフで買ってきたスピーカーケーブルを、実家からもってきたサブウーハーにつないで、リスニングポジションの足元ではなく背後にセット。位相的にはかなりダメな置き方っぽいですが、お陰でうっすら不思議な立体感を楽しめてむしろ楽しいです。
▼夜、予定通り18時過ぎに荷物が届き、バンドTシャツの新色を一人で刷りまくる。
とてもいいです。
TRIBE AFTER TRIBE「TRIBE AFTER TRIBE」

本日のレビュー:TRIBE AFTER TRIBE「TRIBE AFTER TRIBE」

90年代の埋もれニッチ盤検証シリーズで。91年、MEGAFORCE/ATLANTICリリースの盤。バンド名と時期から推察できるとおり、筋金入りのJANE'S ADDICTIONフォロワー。これだからセルアウト志向のアメリカのバンドは安易な…と思ったら、出身が南アフリカだったのですね。なんと。
といっても南アフリカのグルーヴがどんなものか、私はよく知らないわけですが、リアルなものが混じっているにせよ、結局はJANE'S ADDICTIONが敷いてくれたレールの上を丁寧に走っている感じです。ボムボムした弾力グルーヴが主体のオルタナトロピカル・ミクスチャーの王道。METAL BLADEから出てしまっているものの、今の耳で感じるメタル感はほとんど皆無で、SLASHとかZOOとかINTERSCOPEあたりの方がしっくり来そう。やたらドヨーンと暗いだけで特に盛り上がらないマイナーキーの曲が時々挟まってきて、それだけちょっとメタル寄りといえるかもしれません。このバンド名、昔見かけたなーという思いだけで手を出そうとする人はそのつもりで。
なんとまだ現役らしく、最近のライブ動画がありました。音源よりリアル・トライブ感が若干増しているような。