SCSIDNIKUFESIN

25 Jul, 2011

▼ひとしきり自己嫌悪の中身をオチなく詳細に人にただ話して、あとから振り返ってその内容に更なる自己嫌悪を催すことで仕切り直しの原動力とするパターン。最近気をつけているのは「丹田」です。
▼大須で食べられる期間限定台湾かき氷屋台、今年はちゃんと建物を借りてやってくれてます。こちら。本場のはもっとでっかくて安いらしいですが、これでも充分にありがたいです。「台湾かき氷」にまだピンと来てない人は体験しておくことをおすすめします。あー今食べたい。
▼市大病院近くのトップフルーツ八百文、休みの朝にモーニングに行ってきました。過熟手前の超食べ頃フルーツ盛り200g+トースト+ゆで卵がお好みのドリンクについてくる、壮絶に健康的な店です。池下のフルーツゴトウと同じく基本的には果物屋の店舗内で、あそこより更に圧縮陳列が激しく、昔のディスクヘブン(石仏町時代)を思い出す感じ。ドリンクはコーヒーもあるけどありとあらゆるフルーツの生クラッシュが選べて、ミルクも水も加えない正真正銘の果肉入りストレート(氷は入ってるものもある)。単体なら朝以外でも注文できます。訪れるついでがある可能性の低い立地ですが、一度どうぞ。
BAD COMPANY「COMPANY OF STRANGERS」

本日のレビュー:BAD COMPANY「COMPANY OF STRANGERS」

ポール・ロジャースがいないBAD COMPANYの、95年のスタジオ録音作。この1行で充分レビューになってしまうくらい、想像を何も裏切らない内容でした。アーシー&アンプラグド流行りの90年代前半の感じを当然のごとく汲み入れて、ま昔からやってましたけどねとばかりに持ち味全開。シンガーのロバート・ハートは、ロッド・スチュアートとダニエル・ボウズを足したようなハスキーで超上手い人で、たまにポール・ロジャース風のファットな中低域の響きを聴かせてくれます(その瞬間は本当に激似)。
曲のほうは日本人に嬉しい湿り気の類はかなり控えめで、よくもまあこんな単純な曲を新曲にできたねというくらいに冒険度ゼロですが、「ウルトラクリーンになり過ぎないがスッキリして重心が低く、ややコンプ感が顕著」なこの時期特有のサウンドプロダクションも相俟って、いい風情を発してます。アコギ曲にストリングスが絡んでくるさまなど、青暗くて全員が着席しているあの光景(→参考)が今にも目に浮かぶようです。
ポール・ロジャースという踏み切り板あっての「負けてないじゃん!」という素晴らしさなのかもしれないし、BAD COMPANYのタラタラした感じに免疫がない人にはひたすら退屈に聴こえる懸念も大いにあります。惹かれた人のみ買って正解、以上。てのもなかなか健全かと。