SCSIDNIKUFESIN

18 Jul, 2011

▼タメてしまったので大雑把に振り返ります。
▼買ったCD。15日(金)の収穫、ブックオフ栄にてTOTO「ISOLATION」、ATOLL「ROCK PUZZLE」(ジョン・ウェットン参加の3曲ボーナス収録)。16日(土)の収穫はサウンドベイのバーゲン初日で朝から並び、金山でMOTORHEAD「ON PAROLE」、KEEN HUE「JUICY FRUIT LUCY」、TORCHE「MEANDERTHAL」、LYNYRD SKYNYRD「SECOND HELPING」、DEF LEPPARD「RETRO ACTIVE」、上前津でDESMOND CHILD「DISCIPLINE」、WINGER「PULL」、IT BITES「THANK YOU AND GOOD NIGHT」、BAD COMPANY「COMPANY OF STRANGERS」、それと遭遇した友人森田君と物々交換でIMMOLATION「MAJESTY AND DECAY」。そして同じくサウンドベイにリベンジで臨んだ本日の収穫、金山でRAGE「REIGN OF FEAR」「EXECUTION GUARANTEED」「SECRETS IN A WEIRD WORLD」「REFLECTIONS OF A SHADOW」(勢い余って外盤買い替え)、上前津でFOREIGNER「UNUSUAL HEAT」。
▼行った場所。金曜は健康診断のために半休をとったのをいいことに、転職のブランク中に3回くらい行った久屋大通Bricconeで平日ランチ。早めの時間に行ったので、デザートが切れても何度でも復活してくれて心置きなく食べられました。場違いな大学生男子3人組とか、完全に食う気しかない感じの客も全然いるので、オサレな雰囲気に尻込みせず行くといいです。
土曜のバーゲン後は大須フジヤマ55へ。つけ麺というと、一時期ホームの如く通っていた千種Rと比べてしまうわけですが、パンチは劣るもキャッチーで優しいといった感じでした。つけ汁は再加熱前提で金属の器に入れるより、分厚い陶器のいれものに収めてくれたほうが嬉しいです個人的に。
その晩は鶴舞KDハポンにて、STIFF SLACK招聘のEMPIRE! EMPIRE!のライブ。トラディショナルなエモスタイルを地で行く実直な4人組ですがすがしかったですよ。アメリカンな煽りなど一切なく、かといって言葉の壁にイライラするフシもなく、極度のシャイとの前情報を得ていたとおりの控えめなステージングもなんだか、素直そうな音楽性とマッチしてました。ひさびさのSORA、MALEGOATも見れて良かったなー。MALEGOATはSTIFF SLACKリリースで散々盛り上がっただけに、ラストの曲では威勢のいいモッシュも起きたりして最高でした。打ち上げにも潜入し、大丸に並ぶ人々を見送って自分はそのまま帰宅。
まだ続きます。近所のイオン千種若宮大通店のマックスバリューが土曜にリニューアルオープンしました。先に一部リニューアルを済ませた専門店街と同じく、まあ大差はないです。が、SUBWAYが入ったのが奇跡。ここで配布しているクーポンが凄くお得なので訪問時はお忘れなく。
今日の昼はちょいひさびさのラディッシュで。日曜休みだからといって実は祝日営業だということを知らない人が多いのか、祝日は静かでゆっくりできます。おすすめ。といっても次の祝日は9月。
▼数ヶ月間おなじ箇所でストップしていた、バンドの新曲がようやくちょっと先に進んで、生きる気力が沸いています。ただし数小節分。
TORCHE「MEANDERTHAL」

本日のレビュー:TORCHE「MEANDERTHAL」

2007年HYDRA HEAD。スラッジ界の新生として人気を博しているらしいTORCHEの2ndです。このバンド、何の予備知識もないときにたまたまライブで見たことがあって(ETERNAL ELYSIUMを見に行った)、異常なパワーと巧妙なフックの応酬に、うーむ小癪な~と思いつつも結構感化されて帰ってきたのでした。
基礎部分はHIGH ON FIREばりに巨岩が高速で転がるような轟音ハイテンションスラッジで、チューニングもAまで下がってます。メンバーのルックスが、ずんぐりした体型で濃い顔立ちの人ばかりだったりするのですが、それと実にシックリと呼応する音です。
流れを止めるような細かい奇数拍子は避けながら、変則フックはふんだんに注入し、歌メロのキャッチーさ確保にも意識が高い。そのへんはBLUETIPミーツCLUTCHという感じもあり(たまにTHE SWEETくらいまで振り切ってしまう場面も)。結果的に、「言うてもロックとはBLUE CHEER、MC5である」などと主張して譲らないような向きもコロッと笑顔にさせてしまいそうな、直感と奥行きが共存する出来になっています。
時代性にもちょうどよくマッチしすぎていて、ただの野生児ではないという感じがするあたり、ライブで初めて見たときの「小癪な~」という印象にもつながるわけですが、どうせトレンドを意識するならこれくらい、全てを上から見下ろすくらいの明晰な目をもってやってもらいたいものです、巷の数多のバンドにも。ちなみに私が敬愛してやまないRIDDLE OF STEELとも親交があったようで、そのことが手伝って今回CD所有に踏み切った次第です。