SCSIDNIKUFESIN

25 Jun, 2011

▼セルフ散髪はカミソリからクシが生えたみたいな便利なやつを導入してからというもの、無難に短時間で終わらせることができるようになりました。だがまたサイドで一箇所、地肌が見え気味な部分を作ってしまったので、しばらくの間、人の右側に立たないように気をつけないといけない。切った後の落ちた髪そうじのさなか、仕上げに使ったヒゲそりを落下させて便利なキワゾリ刃が再起不能に陥ったことも、3ヵ月後くらいにとても悔やみそうです。
The キャンプLOVE WILL TEAR US APARTに続くエンジニアワーク第3弾は名古屋ガールズバンド界の隠し玉・カーリーズになりました。秋~冬ごろに世に出回るくらいの予定でがんばります。それまでにいけてるフリーのVSTエフェクトがあったらぜひ教えてください。ワタシはもっぱらANTRESS ModernVSMEにお世話になりっぱなしです。
▼夜は上前津ZIONにCLIMB THE MINDを見に行きました。長めにやったはずだったけどまだまだ見れたなー。そこいらのローカルライブハウスが彼らにはだんだん狭くなってきたようです。1曲だけ披露された新曲は、一見かなり新機軸ながら根っこはCTM節で、これならもうこの先どう転んでもいけるじゃないかという気がします。人生にガンダムを得た富野由悠季のように。あの曲がどういうポジションにくるアルバムになるかが既に楽しみ。
対バン(というかメインアクト)の在日ファンクは、サケロックのメンバーがいる和製おもしろJBズ。どこまでもウマく芸達者で、こういうノリをうまく出せないことを血のせいにしてはいけないなと思い知りました。あとライブ前に食べたチェリオの期間限定「抹茶+ホワイトチョコ」、がっかりすることの多い季節ものチェリオの中ではなかなかいい出来でした。
▼終演後は7月のイベントのビラ配り(この歳で人生初)に挑戦したのち、大勝軒・大須店へ。大勝軒系列への訪問自体これが初なのでなんともいえないですが、甘みの強い魚介豚骨ダレにぼちぼち太いちぢれ麺で、世にはびこるつけ麺の平均的なステレオタイプがこれかーという印象でした。もっと酸味があると話に聞いていたけど全然そんなことはなく。別店舗に挑戦します。店員のおじちゃんは凄く感じのいい人でよかったです。
GALACTIC COWBOYS「THE HORSE THAT BUD BOUGHT」

只今のBGM:GALACTIC COWBOYS「THE HORSE THAT BUD BOUGHT」

97年METAL BLADE。数少ないKING'S X直系バンドのひとつで、テキサス州ヒューストンが地元、初期はプロデューサーにサム・テイラーがついていました。これは4枚目か5枚目になるんでしょうか。ライフワークとして淡々とあの音を継続する本家KING'S X、グランジ成分強めでQUICKSAND界隈と勘違いされればまだ売れるかもしれなかったATOMIC OPERAに対してこのバンドは、アメリカらしいfunな香りが強く、ヘヴィリフ+キャッチーメロというお約束の作風も、どこかそれで遊んでいるような印象が漂ってきます。METALLICAミーツBEATLESというよりUGLY KID JOEミーツSOUL ASYLUMというか...。よって直球で感動したことは一度もないのですが、よっしゃヘヴィリフ鳴らすぞと決め込んだときの割り切り・振り切り度が上述のどのバンドよりも豪快で、一定の体感を得たいときには満足させてくれます。
昔からブレは少ないものの、GEFFENからリリースしていた1st・2ndの頃がやっぱり本気度というかモチベーションの高さを感じさせていて、このアルバムになるとだんだん「個性を既存の枠として残しながらいかにキャッチーで売れそうな(=バンドが存続していける)曲をやるか」というところで後期筋肉少女帯のようなやるせなさを漂わせるようになっている気がします。
ドラマーがリーダーらしく、バコバコ大げさで垢抜けた叩きっぷりはいつも気持ちいいです。