SCSIDNIKUFESIN

24 Mar, 2011

▼本日の防備録...fleXcroll。ちょいちょいこういうのも見つかるし、メニューの固定表示がスマートフォンでどう見えてるか分からないし、DOIMOIのサイトもここもそのうちマイナーチェンジしないといかんなあ、という優先度の低い願望を保持し続けているここ数ヶ月。無尽蔵な暇さえあれば、と思うけど実は暇はそれなりにあって、すべてをストップさせているのは、考えすぎの作曲活動ただひとつ。心のままにA・B・サビまでストーッといける感覚(または簡単にストーッといくような曲を作ることを容認する精神状態)をほとんど忘れている。ここ数年の悩みですが、そう悪いもんじゃないです。
CONSOLATION / NEMBRIONIC HAMMERDEATH「BEAUTIFILTH / TEMPTER」

本日のレビュー:CONSOLATION / NEMBRIONIC HAMMERDEATH「BEAUTIFILTH / TEMPTER」

オランダのデス/エクストリームミュージック系レーベル、DISPLEASED RECORDSからのスプリット。いずれも後に同レーベルから単独作品を出すことになるバンドで、後半に入っているNEMBRIONIC HAMMERDEATHはその後NEMBRIONICと名前を短縮して2枚のアルバムとEPをリリースするんですが、ガチムチパワーグラインドで好きなバンドなのです。
まず前半のCONSOLATION、実にオーソドックスなドライ系ブルータルデスを基調に、時折MISANTHROPEか?と思うようなもっさりしたオブリや激展開も...やはり初期デスメタルはいろいろ整頓されてないのが面白い。今まで全然気に留めてませんでしたがこれは要チェックなのか。
そして後半のNEMBRIONIC HAMMERDEATH。やはり汗しぶきにまみれたストロングスタイルでハードコア畑経由のグラインダーにもおすすめできる雰囲気。しかしサウンドプロダクションでもうちょっと何とかならなかったのか、ブラスト時のスネアの音量がなさすぎて萎え。たまにCARBONIZEDみたいな変態テイストが混じってきたりするのが意外だったりします。
まあ総じてどちらかのバンドのファンか、初期デスメタル研究家のどちらかにのみおすすめの品でした。私は買って満足。