SCSIDNIKUFESIN

20 Feb, 2011

▼昨日はまた実家に人を呼び寄せて、売りCDの山、および今の住まいに移送されずにいる残留CDの山をリアルタイム裁判で買い取ってもらうイベントを開催。よく売れた~。しかしこれ、学生時代からたびたびやっていますが、いっこうに全滅してくれません。見やすく整理してしつこく再開催しますのでどうぞよろしく。
▼ついでにそのまま実家に久々の一泊。明くる今朝は「題名のない音楽会」でEL&Pの"Tarkus"のオーケストラアレンジをやるというので、英国5大プログレバンドの中でEL&Pに一番思い入れがないなりに有り難く見る。指揮を兼務する佐渡氏が番組の進行とともにどんどん汗だくになりながら司会役を果たす様と、いろんな人が指摘しているようにマーティのギターのボディにあった「激辛」のプリントに目が離せませんでしたね。マンティコアのルックスもひどい。しかしタルカスはそのうちちゃんと聴き直そうと思います。
▼夜はこれからBALLOONSのライブを見に栄タイトロープへ。らけいこに向けて腹をチューニングしかかったけどそういえば今日は日曜日(=定休)なのだった、NO!帰り遅くなりそうなので先に日記書いてしまいました。感想はまた明日以降。
BRUTALITY「WHEN THE SKY TURNS BLACK」

本日のレビュー:BRUTALITY「WHEN THE SKY TURNS BLACK」

シブ好みUSブルータルデスメタラーの94年作。今まで何度も売ろう売ろうと思っては寝かせてきた品ですが、久し振りに聴いたらピタッと来たので実家から持ち帰ってきました。変則的なダウンビート主体で、ブラストパートはたまに入るものの長続きせず、スパスパ畳み掛ける気持ちよさは皆無。しかしリフの音使いの屈折っぷりがかなり邪悪で、最近改めて感銘を受けたIMMOLATIONにも近いドヨドヨとした不気味さが漂います。ドラムの音がトリガーくさいのには若干萎えるところ。ジム・モリス録音なのでサウンドプロダクションは(94年にしてはかなり)良好ながら、もっとアナログくさいダメな音で聴きたかった感もあり。最近はこういう、一見どこがツボかわからない低速デスメタルってちゃんと存在するんでしょうかね。こういう音は好きなはずなのにハイテンション責めには疲れた、という人はぜひ聴いてみてください。
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