SCSIDNIKUFESIN

27 Nov, 2010

▼昨日ようやく、新PCに移行してから初めて、DOIMOIのデモ制作でCubaseをガッツリ動かしました。とりあえずトラック数がそんなに多くなかったので編集中の動作は「難がなかった」としか言いようがないのですが、トラックダウンの段階で、今まで(5年前のCeleron+メモリは増設して2GB)は1分くらいかかっていたのが15秒になってさすがにびっくり。ハイスペック(Core i5 760+メモリ4GB)やっぱり凄いです。
本日の収穫、今池WILD HONEYにてCHICAGO「VI」。500円。CHICAGOはほぼ全作品通し番号タイトルで仕掛けてくるので、応戦してベスト盤・ライブ盤もちゃんと拾って1から18まではほとんど揃ってたんですが、わずかに残っていた歯抜けのひとつがこの「VI」。とにかく今、達成感でいっぱいです。最後の欠番となった「17」をそろそろ覚悟して買うか(今までもよく見かけたけど内容的に不安でスルーし続けていた)、いっそ「18」を手放して「16」までで完結とするか、80年代CHICAGOに詳しい方アドバイスお願いします。
CHICAGO「VI」

本日のレビュー:CHICAGO「VI」

73年、文字通りの6作目(スタジオ盤としては5枚目)。この前作「V」はプログレ風味がぴりっと効いて締りのある良作でしたが、こちらはもう少し空気が緩み、アートな雰囲気もあるアレンジのひねりと、バラードものAOR、当時の流行りっぽいR&Bテイストがなんとなーく半端な温度で混在。本来ならこういう釈然としないハイブリッドは楽しめるんですが、とにかく曲が地味すぎてどうしたらいいのかなの嵐。ブラス成分も後退しかかっているし。名曲も名フレーズもフックも今はいらない、ただただエゴのない物静かなグルーヴだけ楽しみたい...というコンディションのときにはこれしかないと思えるかもしれないです。
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