SCSIDNIKUFESIN

12 Sep, 2010

▼栄ミュージックファーストにて11日の収穫CAULDRON「CHAINED TO THE NITE」。ミュージックファーストはほんとに良品が安くていつ行っても最高。メタル系商品の回転がなにげに早いのもいいです。VIO-LENCEの1stのオリジナル盤が1,800円という心憎い値段でずっと置いてあるんですが、買おうかどうか苦悩中。
▼そして11日夜は大須(矢場町)「賽の目」にてログメンのライブ。賽の目は、ラーメン屋「山頭火」の並びにあるオリジナル雑貨/服の店「麻芽」の2階に割と最近オープンしたイベントスペースで、床が若干傾くくらい古~い民家をリフォームした凄く雰囲気のあるところです。共演はツクモクのB./Vo.のノビさんが歌うデュオ・DINNER SETのみ。居心地良くて楽しいイベントでした。DINNER SETはどうしてあんなに達者なんだろなー。打ち上げの帰り際、PAをやってくれたTheモールスシンゴーズの西田君がINCASEのリュックを使っているのを発見し激アガり。自分それのギターケース使ってますよ、買ったときのサイトのURL送ります、といってさっき調べたら、なにやらギグバッグからは撤退してるっぽい雰囲気(USサイトのみ、ベース2本収納用バッグだけが掲載中)。おお残念。この先ますます同じものを使ってる人に遭遇することはなさそうだ。(↓は購入時に撮って載せた写真)
▼今日は夜に、大学時代のサークルの先輩でいまアメリカの研究機関?大学院?に行っている人の一時帰国もてなし会に参加予定。近頃もっぱら片言MCへのモチベーションが落ちているのでネタ投入してもらってこようと思います。
CAULDRON「CHAINED TO THE NITE」

本日のレビュー:CAULDRON「CHAINED TO THE NITE」

HELVETETS PORTつながりでmyspaceを渡り歩いたときに発見した、カナダの80年代アンティークメタル忠実再現系バンドの09年作。パワーメタル風なんだがどこかDOKKEN的な軟弱さが...という凄く微妙なところを突いた、独特のクセも感じる正統派HM。86~93年頃のアメリカおよびドイツにゾロゾロいたあの感じです。当時のBURRN!のレビューに載ったらきっと76~83点の間くらい。どうも締まりのないヴォーカルはANGEL WITCH風なところもあり、デスメタルも通過した耳で完全にこういう音を対象化してしまっている感じはCARCASSの「SWANSONG」にも若干通じる(ちなみにリリースもEARACHE)。ミックスはニール・カーノンを起用するも、演奏は心なしかだらしなく、そのあたりも含めて不思議と愛せる雰囲気を放ちます。激名曲!というほどのものではないがやたら安心するアンセム感を漂わす"Chained Up In Chains"ほか佳曲多し。こういう現役バンドの作品は新品で買ってあげたかったなー。私が手にしたのは2枚組の限定盤らしく、そこに入っている2曲(普通のスタジオ録音)はアルバム本編より若干硬派でかなりいい出来なので、できれば限定盤を入手されることをおすすめします。
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