SCSIDNIKUFESIN

8 Sep, 2010

▼この夏はじめて手にして大活躍だった品が、蚊や小バエを一撃で電気処刑する蚊取りラケット。無血で成敗できてとにかく超スマートで便利です。で今日ヨメさんが「ここのところ遂に虫たちも耐性をつけて、網のあいだをすり抜ける術を身につけたようで上手く獲れない」と言うので、電池の交換を提案しました。
▼明後日土曜がログメンのライブだなー大丈夫かなー!
9月11日 (Sat.) 名古屋 矢場町 賽の目(麻芽2階)
18:30開場 / 19:00開演
ログメン, DINNER SET
1,500円(incl.1おにぎり) ※25名限定
大丈夫なので、来てください。あっ今日も嘆願した...。
CARAVAN「CUNNING STUNTS」

本日のレビュー:CARAVAN「CUNNING STUNTS」

カンタベリーのポップ派代表バンドの75年作。ジョン・ウェットンをも凌ぐ英国一のジェントル声シンガー、リチャード・シンクレアは脱退済み。フォーク/プログレ/ソフトロックの橋渡し的なものだった音楽性も徐々に変化を見せ、ここではウエストコーストポップスのような洗練されたアレンジを効かせたシットリ系のレパートリーが並びます。そこに、必ずしもコンパクトにまとめようとはしないプログレ特有ののびのびした開放感、やろうと思えばいかようにも転がせるんだが今回はストレートにいくぜという隠れた緊張感が加わり、他のものには代えがたい種類の幸せ度を楽しめます。18分強に及ぶラスト前の大曲は、「グレーとピンクの地」収録の"Nine Feet Underground"同様、締まりのないところがいいという感じでタラタラ続くものの入り込んでしまえば決して退屈ではない出来栄え。この匙加減はCARAVANだけですな。奇特なわけではないがどの角度から聴かれても「ちょっと変わってる」と思われるであろう、複雑な味わいの良作。
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