SCSIDNIKUFESIN

2 Sep, 2010

▼しばらくぶりの更新ですが至って元気に生きています。少し前に録ったDOIMOIのドラムトラックのミックスをし続けてました。昨日は池下UPSETにてイベント「KILL YOUR T.V.」に出演、最近あんまりなかったチューニング問題(ずれて聞こえる、または普段ありえない狂い方をする)がちょっとひさびさに発生して悩ましかったですな~、見てる人はそこまで気にならないようですが。克服したい。
LOVES.のドラムの秋山さん(ex.downy)がメタラーだという情報を聞きつけて、どのあたりが専門で...と突撃してみたところ「BON JOVIから始まって、SLAYERまでの間全部。DOIMOIにはY&Tの哀愁を感じた」とのお言葉を頂戴。今後も事あるごとに日本のバンドマン業界・元メタラー事情を暴いていきたいと思います。
▼帰り道、あまりにノドが乾いて自販機の缶飲料を立て続けに2本飲みました。 ただ「プリンシェイク」が入ってる自販機が少なすぎだと思う。
I MOTHER EARTH「SCENERY AND FISH」

只今のBGM:I MOTHER EARTH「SCENERY AND FISH」

アプローチが面白くて、耳に残るメロディとかはあんまり頻繁に出てこないものの存在は印象的なバンドでした。96年のアルバム。PEARL JAMとJANES ADDICTIONの中間を更にインテリぽくしたような、野性グルーヴのうねりを巧妙にコントロールするグランジーなハードロック(逆順でも可)をやっていて、RUSHのアレックス・ライフソンも惚れ込んで自身のソロアルバムにこのバンドのメンバーを起用しています。当時のアメリカでの扱いはどっち側だったんでしょうか?気になります。一応リリースはCAPITOL。暴れているようでビシッと意図に貫かれているバッキングギターの多彩さなんかは、今聴いても意外と古びてなくて楽しい。だんだん似た感じの曲が増えてきて全12曲が長く感じますが、高速パーカッションも入ってやたら激アゲなラストの曲で目が覚めて終わるという構成のおかげで後味は良好。JANES ADDICTIONが聴けるメタラー、「COUNTERPARTS」のドンヨリ感がいとおしいRUSHファン、TRIBE OB GYPSYS好きの人などなどにおすすめ。
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