SCSIDNIKUFESIN

20 Nov, 2013

▼深い意味のないタイミングで、携帯電話をスマートなほうにしました(※前回のエントリ投稿時すでに)。主にブックオフにいるときに便利すぎて、本当に便利なのでその便利さと利用料を誰かとシェアしたい気持ちでいっぱいです。「こんなとき身体が二つあれば」のノリで携帯が(1回線で)二つになってくれたらいいんですが。ハブだハブ、無線ハブ。

▼ということで最近の収穫、黒川ブックオフでDESTRUCTION「DESTRUCTION」(シミューア不在期の激希少EP)、LUNACY「BELIEVE?」、INNER STRENGTH「SHALLOW REFLECTIONS」、BETTE MIDLER「BETTE OF ROSES」(バズ・フェイトン全面参加95年作!)、CURTIS STIGERS「CURTIS STIGERS」(こちらもバズ師参加のAOR)その他。

▼タメすぎて忘れかけてきてますが、最近の飲食記録を少し。新規開拓はほとんどモーニングばかりです。一番行ってるのは大久手の松屋コーヒー、最高。

▼納屋橋~国際センター近辺に3店あるかこコーヒー、3つとも行ってみました。最初に書いておくと、ここはコーヒーを淹れてから敢えて少し置いて出す流儀だそうで、それゆえかモーニングはブレンドコーヒーがおかわり自由という太っ腹。濃い目かつ少しカドのとれたキレで、酸味党にも苦味党にもバランス良しです。比較的目立つ通り沿いの三蔵店は待ちもすごいし店員さんも忙しそうで、あんまりじっくりどうこうという印象がないままでしたが、花車本店は手狭でリアルビンテージな店内に若めの女性店員2人で、雰囲気もサービスもまるで個人店(完全に良い意味の)。ここではトーストに自家製ジャムオプションをつけてみましたが、美味しゅうございました。一番広々した柳橋店は、席数が多くても手慣れた感じの店員さんチームによる安定したサービスがあって(モーニングにはけっこう重要)、セットのグレードを上げるとついてくるココットも満足度高し。

▼円頓寺のはずれの四軒道にあるカフェ ド リオン、超手狭で女性好きしそうな雰囲気ですが入ってみれば全然息苦しくないです。モーニングはサンドイッチやらちょとしたフルーツ盛りがのったヨーグルトやらがついてきて、価格に対する豪勢さが半端でなし。ランチもサラダ・パン・スープ・メイン・つけあわせ・ミニデザートどれも手を抜かない充実ぶりが凄くて900円。モリ食い向けではないですが大満足します。

▼中村公園の大鳥居からほど近くのラ・パランツァはどんどん出てくる焼きたてピザを無尽蔵に食べていい…もとい、お好きなピザを好きなだけ食べられるシステムのイタリアン。任意のパスタ一品を頼むとそれがついてくるというのがランチの内容になってるようです。ピザは全然間に合わせ感なしでウマい薄焼き。しかも物によってかなり雰囲気を変えてくるので、新顔登場のたびに席を立たねばならない。パスタは1000円からという感じで上はけっこう高めですが、1000~1100円のものでも全然満足いきます。種類が選べる生パスタで当然もちもちうまい。セットに含まれない格安デザートはそれなりの格安感ありでしたのでそのつもりで。看板メニューのブリュレなら良かったのかもしれない。トータルの印象は全然良好です。

▼「牛コロ」を商標登録にしているという志賀本通の手打ちうどん 宮内、看板メニューの牛コロを注文してみました。(※「ころうどん」は中部地方で冷やしうどんの意)甘めで濃厚感はあるが飲めるくらいにスッキリもしているタレに、ゴリゴリではないが手作り的なモチモチ感が充分おいしいうどんが浸り、味のいい薄切り牛肉が刻み海苔・ネギとともにドーンと乗っているといういでたち。パンチに走り過ぎるでもなく良い食べ応えで、ヨメさんも喜んでおりました。行列必至ぽいので腹具合の余裕をもって行くべし。いわゆる人気店対応とは真逆の親切な接客も嬉しい。

もうちょっと行った気がしますが、細かい感想が書けないくらいになってるので割愛といたします。そしてひたすら写真はなしで。自分の備忘録も兼ねて、いつか休日前の夜10時から朝の6時までくらいをドブに捨てて、食べ物専用のブログでも構築するかも知れません。

STAN BUSH - Stan Bush

本日のレビュー:STAN BUSH「STAN BUSH」

本国アメリカでは、映画版「トランスフォーマー」の主題歌を担当した人として有名ということになってるらしい、メロハー/産業ロック全盛時代の申し子的シンガーの1st。長らくレア盤であったものがROCK CANDYからリイシューされたものです。

初期BON JOVIやTERRAPLANE(イギリスのTHUNDERの前身)みたいなアイドルっぽい甘さと焦燥感と青々しさに、少しブライアン・アダムスのような開放的なメインストリーム感および青々しさを足しあわせたような、何にせよ青々しさ倍掛けな王道青春メロハー。一定のレベルの職人が作ればいとも簡単に質が安定してしまうこの手のジャンルですが、ジョン・ノーラム(EUROPE)をアメリカに移植したような、クリアな声質とちゃんとソウルフルな歌唱が両立するボーカルの存在によって、大きな頭ひとつが抜きん出ている印象。JOURNEYよりFOREIGNERやスプリングスティーン派な立ち位置も、後世の今となっては没個性を免れる結果に(JOURNEY似の群れは数多すぎ&標準化進みすぎで突出するのは至難の業)。

突飛な要素は特にどこにもないですが、大きな存在感です。マボロシの何々、誰々フォロワーの金字塔、みたいなマイナーメロハー/AORを追いかける前に出会っておきたい超逸材だと思う次第。