SCSIDNIKUFESIN

15 Apr, 2013

▼最近の収穫、サウンドベイ上前津でRESTLESS HEART「WHEELS」、THUNDERHEAD 「BEHIND THE EIGHT-BALL」(外盤買い替え)、同金山でBUCKETHEAD「バケットヘッドランド」、SIX FEET UNDER「HAUNTED」、RIVERDOGS「WORLD GONE MAD」(2011年復活作)、ANGRA「ANGELS CRY」(外盤買い替え)。最後のANGRAの1stは発売年が94年になっているやつなんですが、"Carry On" "Angels Cry" "Evil Warning"の3曲が、一部コーラスとシンセを追加録音した「EVIL WARNING EP」(94年)バージョンのものらしく、何かレアそうだと思って楽しみに聴いてみたら追加部分は全然良くなくて(しっくりこないだけかもですが)ガッカリ。これについて、オリジナルバージョンを収録した外盤が存在するかどうか、情報のある方がいたらぜひ教えてください!
▼土曜はDOIMOIで初・愛媛でした。がそれについては次回においておくとして、やるやる詐欺状態が続いている最近の外食まとめをいい加減書きます。
【食事編】
▼南山アメ研の皆さんに教えてもらった、いりなかのBuBu。凄くわかりにくいところにあって、マスターのおじさん一人でやっているため混み合うと非常に時間がかかるという、学生街(の奥のほう)ならではの秘境的な洋食店。店内は古いアメ車のパーツやその他小物が所狭しと飾られていて、屋号は車のブーブーからきていると推察した次第。カレー、ハヤシ、オムライスを基本にトッピングがいろいろある方式で、勧められたとおり「唐揚げカレー」を頼んだら写真のとおりでした。
bubu
実食したことがなくて今この写真を見た人は絶対誤解してます。めちゃくちゃうまいのです。オーダーが通ってから新鮮な一枚肉をカットして揚げるフリッター風の唐揚げは、脂身は少なめだがホワホワと柔らかく、未体験の仕上がり。カレー本体は変わったハーブ?の細かいのみたいなやつが多数見えていて、インド風・タイ風・いわゆる洋食風のいずれとも違う個性派。場所的に気軽に行きづらいけど再訪を誓っています。
▼大須でよく行列しているフジヤマ55、の2階にあるお好み焼き本舗は、ひねりがなさすぎる屋号に敬遠しがちですが実は広島人も激賞する本場クオリティの広島焼きの店。店主の熟練の業により麺はパリパリ、キャベツは甘くしっとりとして、「お好み焼きに麺が入ってるのが広島焼き」という安直な考えを叩き直される品です。店内飲食同様の時間がかかるけど持ち帰りも可能。でも出来たてパリパリのを食べるのがいいと思います。
▼道すがら適当に入ってみて当たりだった鶴舞(かなり東別院寄り)の「みそカツ専門店」、えごま。食べログのレビュー件数はまだ少ないですが、昼時は中年男性を中心とした常連客でほぼ満員。専門店らしい透明感(というんでしょうか、油が良くて肉もいい味がある感じ)のあるカツもさることながら、定食の副菜が充実していたり、カツ以外の定食も刺身やら煮魚やらが抜群にウマかったりして最高です。
▼桜山の新しそうで小奇麗な定食屋・キッチン和。土曜定休で日曜は夜のみ営業という、完全平日狙いの業態が心底惜しい(というか土日にランチを食べさせてほしい)。オーソドックスなものからちょっとひねったものまで、家庭的で丁寧な洋食が色々選べます。野菜・肉とも素材に積極的にこだわりがあるようで、揚げ物系にも野菜が積極的に絡んできて嬉しい。ミンチもおいしいミンチでした。
▼大久手でちょっと有名っぽいボンドールはややドッスリと食べ応えのある洋食店。とはいっても学生さん御用達という感じではなく丁寧です。夜はちょっと高くなりそうな雰囲気ですが昼はおおむね1000円以内、しかもデザートつき。半端じゃなく感じの悪いオバサン店員がいるということを前もって覚悟して行くと、無用なガッカリを低減させられるでしょう。
▼今池の韓味屋、家庭的なのが売りだが辛さ推しではなく利用しやすい韓国料理屋。名物のチヂミはタコがたくさん入った厚めものもで食べ応えありです。ひと皿があまり高すぎず、2人や3人で行っても3種類くらい食べられる価格設定も嬉しい。また行って違うものも試したい。
▼在名古屋・淡麗系ラーメンの筆頭とされる「如水」の流れを汲む東新町のなるとや、確かに脂感やや強めの如水そのもの。シンプルだが丁寧さが密度となって表れているスープと、飲んだ後などにもちょうどよさそうな細麺。軽さの分だけ価格も抑えめなところがまた嬉しいです。
▼今池のたかいちもパンチ系ではない「和風豚骨」のラーメン。魚介ダシが効いた濃厚すぎないスープで、常識的な食事として好ましいバランス。チャーシューがかなりしっかりと味のするもので、厚さや食感もよく、食べごたえ感に大きく貢献する好アクセントになっていました。
▼中川区のとだがわこどもランドに花見に連れていってもらう道中で寄った、いちおう高畑が最寄りの高級バーガー店High Farm。ここ最高なのでわざわざ行ったほうがいいです。写真はパイナップルチーズバーガー。
high farm
ムスメ(1歳半)も喜んでかじりついてました。ほどよくゴツゴツしたパテは味がよく、自家製バンズの絶妙な塩梅がまた特筆に値する良さ。セットのポテトは大盛りにできるのでぜひ大盛りで。余談ですが、足漕ぎモノレールから桜を見下ろせるとだがわこどもランドは、名古屋随一の平和な花見スポットとして強くおすすめです。
SN3T1685.jpg
▼どう読んだらいいのかわからないサレオツな名前に反して意外と利用しやすい、千種の奥のVivan! cafe+bar=relax。昼はランチ営業をしています。今のところパスタしか頼んだことがないですが、「何々と何々のパスタ」とか言いながらよくあるソースにちょーっとだけ字面どおりの具が乗ってるだけじゃん、というやつと違い、皿全体で料理としてバッチリ仕上がっていて満足。量的にも、この雰囲気につられてやって来る女子にはちと多いのではという食べ応えです。
【軽食・喫茶・甘味編】
▼東別院と金山の間のちょっと奥にある珈蔵、食事やデザートもあるけどモーニングで利用。コーヒーはいろいろ種類がある中から選べて、初心者(私です)にも親切な味の傾向コメントつき。当然ながら専門店クオリティ。モーニングはドリンクの値段そのままのものと、プラスいくらというのと2段階ありますが、そのままコースでついてくるトーストがとにかく極厚で、半カットだけど結局1枚分くらいあります。
▼しゃれこんでロフトあたりに買い物に来た人達が立ち寄るであろう矢場町のアルアビス、種類豊富なランチのパニーニ各種が、作りおきながら良好な出来で、軽めでいいときにはかなり良いです。デザートは単独で見るとやや高いけど、その分ちゃんとよく出来ていて満足しました。
▼既にtwitter上で激しくおすすめしている今池のケーキ屋ル シャポン ファン。189円のシュークリームは、パッと見そこまでの大きさではないながら、食べてみると内側にこれでもかと充満したクリームが凄くて恐ろしい満足感。生地もバキバキすぎずカスカスでもジトジトでもなくおいしい固め生地。もうひとつ看板メニューのカヌレは、カスタードプリンをザラメで囲んでカステラよろしく焼き固めました、とでもいうような説明しづらい逸品でこちらもおすすめ。
▼瑞穂区民から絶大な指示を得ている模様である新瑞橋付近の洋菓子のオランダはやや小振りなシュークリームが100円で買えてしまいます。乳を感じがちな生クリーム寄りのクリームで、満足感充分。最近買ってみた和三盆のロールケーキは、流行りの「しっとりふわふわ生地」とは一線を画する、弾力のある柔らかさとほどよい軽さで、クリームもあっさりしたものが多すぎずに巻き込まれており、シフォンケーキの生クリーム添えをひとまとめに丸めたような出来。非常に良かったので遠いけど通いたいです。
▼上記2店ですっかりシュークリームづいてしまい、おすすめを聞いて行ってみた池下のドゥリエール。生地はドライ&ハード寄りでクリームは乳感高め。同じクリームを極薄のパイ生地に入れた「ミルフィーユ」(いわゆるそれとは全然違う)が、妙なる食感をより楽しめて良かったです。
▼矢場町から鶴舞方面に行く途中のやや中途半端な位置に見えていて、なんか洒落っ気のない店構えだなーとずっとスルーしていたシャンボール、裏を返せば信頼と実績系の老舗であると早く気づくべきでした。ベイクドチーズケーキ風?の外見のフワフワした生地にバタークリームが挟まった看板メニュー「コンチネンタル」、シンプルだがオリジンらしい粒の大きさを感じる出来で、機会あらばリピートしようとタイミングを窺っている次第です。
▼くどいようですが、これだけ食べ歩いているのも、平日を創意工夫に満ちたローバジェットな食事で楽しく乗り切っているがゆえの土日の娯楽です。今日は遂に、会社での昼食を1袋数十円のゆであげうどん+おかずで乗りきれるようにお椀を買いました。器とナイフとスーパーがあればできるオフィスでの簡易自炊について、おすすめ情報がまとまったらまたご報告します。