SCSIDNIKUFESIN

14 Mar, 2011

▼おっと、居間のPCで更新作業はしたのにアップしないまま電源落として別室に来てしまいました。明日の夜見られるようにします。名古屋は終日の好天、昨日と変わらず元気にしています!stay METAL!
と昨晩書きました。以下がその居間で書いてあった分です。一部重複する事項もそのままお届けします。
▼名古屋は今日も穏やかな晴天。こもってばかりいても何なので外出しました。
▼まずは歪みエフェクター試奏の旅の続き。先週はCATALINBREAD「DIRTY LITTLE SECRETS」を試しましたが、今日はZ-VEXの「DISTORTRON」、LOVEPEDALの「PROVALVE2」。
DISTORTRONは、Z-VEX初のまともな歪みペダルとしてヒットした「BOX OF ROCK」のブースト機能をレベル固定のスイッチ化して、低域を2段階カットできるようにしたもの。快いざらつきでクランチサウンドとしては良質でしたが、ブリッジミュートで低音弦をズンとやるとやはりハイゲインペダルのようなクリアさや気持ちよく尾を引く感じは保たれず、用途違い。価格は手頃。
PROVALVE2は恐ろしく頑固なペダルで、アンプライクながら相当極悪な歪みが鳴る、それだけ。ゲイン0にしてもDISTORTRONより歪んだ状態で、手元のボリュームを絞らない限りクランチサウンドすら出ません。A・Bのチャンネル切り替えができるものの、キャラクターは完全に同じ。並みのディストーションペダルのツマミの目盛りでいえば8から11までくらいのレンジしか持たず、この切り替えができる意味が全然わかりません。FULLTONEの「FULLDRIVE」あたりと同じく「他のことはできないが限られた仕事は完璧にやる」というタイプで、しかもMXRの「FULLBORE METAL」みたいにデスメタル以外無理なゲショゲショ系とも違います。それなりのハイゲインを必要としていて、音決めに迷いたくない人には、けっこうお勧めです。ベストな組み合わせのアンプがあれば一生使える。
どちらのペダルも、現在メインで使用中のMI AUDIO「TUBE ZONE」を持参して、並列につながせてもらって比べながらの試奏でしたが(ドロップDの開放パワーコード以外ほぼ弾いてない)、結局いまの用途におけるTUBE ZONEの強力さと万能さを思い知るばかりでした。数年前の自分、いい買い物したよ。
▼その足でグレイテストヒッツ大須に向かい本日の収穫、2階バーゲンコーナーにてBUCKETHEAD「GIANT ROBOT」、DEFTONES「DEFTONES」(2003年)、GRIP INC.「POWER OF INNER STRENGTH」(デイヴ・ロンバード/ex.SLAYER+ウォルデマー・ゾリクタ/ex.DESPAIR!外盤買い替え)。すべて315円でこれはいい買い物でした。グレヒ2階は時々急に潤いますね。
▼来週末はサウンドベイバーゲンのちDOIMOIライブの予定。中部経済を盛り上げていきますから皆さん奮ってお越しください!
▼以上が昨日の晩に書いてあった内容でした。嗜好品へのカジュアルな散財と電力消費を誘発するCDレビューはもう少しお休み。(エフェクター評は、検討に入っている人ならば購入に踏み切る確度が高いと思われるので、人助けとしての情報提供。)
しばらくはスッと楽しめるYoutube動画のみでいきます。今日はラジオから流れてきて和んだDAVID LEE ROTH"Just A Gigolo"。曲本編は1分35秒くらいから始まります。
割と近年にリリースされているカヴァーアルバムを聴いて改めて認識しましたが、この人のオールドアメリカン・グルーヴは付け焼刃じゃないですね。サミー・ヘイガー擁護派からは「一本調子」「良質なポップソングを書くようになったエディの相方には役不足」みたいな声も往々にしてあがりますが、このエヴァーグリーンな存在感の太さにはそれだけで価値がある。