SCSIDNIKUFESIN

12 Feb, 2011

昨日11日の収穫、近所のイオン内のタワーレコードでMR. BIG「WHAT IF」。有名バンドの新品をタワーで買うとは何年ぶりだろか。感無量の感想は本日のレビューにてどうぞ。
▼で夜は後輩宅にて、おでんと牡蠣で飽食を極める企画に便乗。「磯の香りを放ちまくる牡蠣を、食べる分だけ都度洗って卓上蒸し器で蒸してレモン汁で食う」編と、「圧力鍋パワーでがっつりダシの染みたおでんを土鍋一杯分ずつ空けていく」編が反復する2ステージ制(=写真、クリックで拡大)、ラストは夢の光景 a.k.a. ボールいっぱいのチーズケーキを大スプーンで好きなだけすくって食うというチルアウトタイムつき。
以下、防備録として。
下水道グラインド+セサミストリート
文字どおりのバカテクドラム
その後のリサーチで彼の名前はスティーヴ・ムーア、参加バンドはRICK K AND THE ALLNIGHTERSというらしいことが分かりました。
▼未明に帰宅し今日は完全に惰性の一日。買い換えて引退していたPCをリビングのテレビにつないだら超快適で、リビング用に買ったノートPC(ロースペックなのでレコーディングとかは到底無理)の活路を一生懸命考えているところです。明日は有意義にいこう。
MR. BIG「WHAT IF」

本日のレビュー:MR. BIG「WHAT IF」

ガマンできず買ってしまいました、オリジナルメンバーでの再結成作!ジャケがこれまでになくCGだなと思ったら、リリースがFRONTIERS RECORDS(メロハー/様式美の老舗バンドから若手までガンガン拾う、メロディックHM/HRの巨人軍みたいなイタリアの新興レーベル)なんですね...切ない...。さておき内容ですが、ビデオクリップが先行公開されていた冒頭曲の、マイナーキーでこれまでにない男らしさをふりまく感じからもうガチっぷりが伝わってきます。映像もむちゃくちゃかっこよくて、ビリーがエリックにコーラスを重ねただけで旧ファンにとっては感無量。こちらですどうぞ。
いやーいい。その後もやたらソリッド&重厚に攻める曲がてんこ盛り。こんなMR. BIG初めて。しかしこのアンサンブルは紛れもなくあの4人だとひしひし思わされるというところで、再結成アルバムとしては凄く理想的な出来になっていると思います。時間の経過がポジティブに活きた、この上ない現在形。ここでショータイム!と言わんばかりのバカテク展覧会パートは一見抑え目になっているものの、楽曲性にフィットする形でところどころにちゃんと配置されています。
中盤過ぎまでほぼずっとゴリゴリなのでさすがにオイどうしたと思いかけると、8曲目でがらっと空気の入れ替わる和みチューンが出てきて、フーッようやく力抜けた~となるこの流れの快感も半端でない。しかし安息の間はわずかですぐに戦闘モード。おっさんら、逞しくなりましたな...。こんなもんだろうという期待とは全然違ったけど超・満足です。復活作良いらしいっていうけど今更なあ~と買わずにいる、中学高校時代をMR. BIGで過ごした大勢の皆さん、明日からの日々を生きていく力になるようなアルバムですので(!)、すぐ買ったほうがいいです。
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