SCSIDNIKUFESIN

23 Aug, 2010

▼昨日はDOIMOIで新宿NINE SPICESに出演してきました。トップバッターがいきなりkillieでしかも20分強ある新曲1曲のみ披露というものすごいスタートのイベントでしたが、先週のクラブロックンロール同様、当人が楽しめたと思える演奏ができてよかったと思います。みなさんありがとうございます。
今回はリハと本番のあいだに結構時間があったので、それまで昼食をガマンして、愛好家から評価の高いラーメン二郎・目黒店に行ってきました。「ニンニク以外全マシ」なのか「野菜マシ・脂マシ・カラメ」なのか...と散々シミュレートしていたのに、コールのタイミングがまったく分からず(声をかけられたかどうかハッキリしなかったうえ、店主もこっちを見てるのか見てないのかわからない顔つきだったため)、デフォルトをいただく羽目に。あの脂具合なら野菜は増したかった...。各地に点在するいわゆるインスパイア系とは違うもっとシンプルな代物で、認識を新たにしました。次は荻窪狙い。
あと、本当はユニオンにも寄りたかったです。
▼で今日は、休日のランチをやめてしまった池下しらかみのバイキングでココナツカレーをたらふく食し、夜は今池の中華ナンバーワンだと思っている四川園でまた満腹に。はかない世を忍ぶ仮の夏休みの最終日を食で堪能いたしました。長次郎伝もとい「龍馬伝」の私的最終回(22日放送分)はヨメさんが録画しておいてくれたようなので近々見たいと思います。

本日のレビュー:ATHEIST「ELEMENTS」

日曜のライブはこの人達のTシャツを着て臨みました。ということでこちらは93年の3rd。1stはスラッシュ然とした疾走スタイルを力技で変な角度にねじ曲げたような荒々しい音楽性で、2ndになると若干フュージョン色も漂うような手数感を体得。事故死してしまったベーシストの座にCYNICのトニー・チョイを迎えた体制で作られたこのラスト作は、自然現象をモチーフにしたコンセプトアルバムのようなつくりになるとともに、いきなりラテンファンク色を導入して前人未到のハイブリッドテクニカルスラッシュを構築してしまった問題作です。まともに受け継がれたといえばSADISTの2ndくらいでしょうか(知識が10年前くらいで止まっているので最近のことは分かりませんが)、どこまでも妙なのにスパーンと伝わるこんなアルバムはその後なかなか出ていないと思います。
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