28 Nov, 2010
▼早朝に一人モーニング(今池コメダ)、9時半から健全にDOIMOI練習、ちょっとひさびさの鶴舞ムガルパレスで昼食をとり、若干生じた空き時間を「水曜どうでしょう」(東北生き地獄ツアー前・後編と大泉シェフのクリスマス編)で効率よく埋め、昼過ぎからは実家に大学時代のサークルの後輩を呼び寄せてCD公開裁判&大買い取り祭りを開催、最後は近所の韓国料理屋釜山でシメ。普段死ぬほどゆるい休日を過ごしがちな自分としてはよく詰めました。
CD祭りは、良品の山にテンションを上げてくれている人がいるおかげでこちらも裁判がスパスパと進み、今まで売るか残すかグレーだった山が3分の2くらいに縮小。この時期、いろいろと物を整理しようとしている皆さん、今まで漠然と「手放すにはもったいない気が…」と思って保持しておいたものも、第三者を巻き込んで「この人が欲しいというなら譲ったほうが有益」という決断があり得る状況の中で仕分けをすると俄然片付きます。おすすめ。
▼来週のこれ、近づいてまいりました。
- 12月6日 (Mon.) 名古屋 今池 得三
- 18:00開場 / 19:00開演
- SOMETREE(ドイツ), シラオカ, BLUE RAY DANCE, DOIMOI
- 前売2,500円 / 当日3,000円
取り置き歓迎中!左メニューの「コメント送信」からまたは
doimoi@inurokuon.com宛てにメールでどうぞー。
本日のレビュー:ENSLAVED「ELD」
いま一番買い集めたいのが最近のENSLAVEDだったりします。ノルウェー産ヴァイキングブラックのパイオニアの、こちらはちょっと古い97年作。大抵の人にはヴァイキングブラック何ぞというとこから説明せねばならんと思いますが、悪魔崇拝と自然への畏怖をテーマにして荒いブラストビートと金切り声ヴォーカルがつきものの「ブラックメタル」の一種で、神話やヴァイキング文化?を雄大に謳歌する一派を指します。異常なマッチョイズムが特徴のひとつ。CELTIC FROSTやBATHORYみたいなブラックメタル直系の先祖よりもMANOWARに似ていると思います。大仰なスロウパートや普通声ヴォーカルも多めに交えて、フォークロアテイストを醸し出すとともに相当アーティスティックでもあり。SATYRICONミーツSKYCLADというか。和声感覚のゆがみっぷりは時に
VIRUSにも匹敵。最近はめちゃくちゃエキセントリックになっててしびれるんですが、メタル然としたカラーがより強い初期もこれはこれでかっこいい。
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27 Nov, 2010
▼昨日ようやく、新PCに移行してから初めて、DOIMOIのデモ制作でCubaseをガッツリ動かしました。とりあえずトラック数がそんなに多くなかったので編集中の動作は「難がなかった」としか言いようがないのですが、トラックダウンの段階で、今まで(5年前のCeleron+メモリは増設して2GB)は1分くらいかかっていたのが15秒になってさすがにびっくり。ハイスペック(Core i5 760+メモリ4GB)やっぱり凄いです。
▼
本日の収穫、今池WILD HONEYにて
CHICAGO「VI」。500円。CHICAGOはほぼ全作品通し番号タイトルで仕掛けてくるので、応戦してベスト盤・ライブ盤もちゃんと拾って1から18まではほとんど揃ってたんですが、わずかに残っていた歯抜けのひとつがこの「VI」。とにかく今、達成感でいっぱいです。最後の欠番となった「17」をそろそろ覚悟して買うか(今までもよく見かけたけど内容的に不安でスルーし続けていた)、いっそ「18」を手放して「16」までで完結とするか、80年代CHICAGOに詳しい方アドバイスお願いします。
本日のレビュー:CHICAGO「VI」
73年、文字通りの6作目(スタジオ盤としては5枚目)。この前作「V」はプログレ風味がぴりっと効いて締りのある良作でしたが、こちらはもう少し空気が緩み、アートな雰囲気もあるアレンジのひねりと、バラードものAOR、当時の流行りっぽいR&Bテイストがなんとなーく半端な温度で混在。本来ならこういう釈然としないハイブリッドは楽しめるんですが、とにかく曲が地味すぎてどうしたらいいのかなの嵐。ブラス成分も後退しかかっているし。名曲も名フレーズもフックも今はいらない、ただただエゴのない物静かなグルーヴだけ楽しみたい…というコンディションのときにはこれしかないと思えるかもしれないです。
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25 Nov, 2010
▼ひきかけの風邪を素早い対処で撃退して達成感。誰とも共有できない。ここ数日は何かにつけHADAさんの「出発」からの曲が脳裏を去来します。たぶん名盤だと思いますこれは…。来月25日、KDハポンでのワンマンに私も参加することになって、年末は22日ログメン(KDハポン)、23日DOIMOI(新宿NINE SPICES)、一日あけてHADAさんと連続ライブ週間になりました。その時期に何かで指挟んだりしないように気をつけようと思います。
そしてそんな頃サウンドベイのバーゲンがあると思いますが今年は何日スタートでしょうか?最近は500円棚が真っ黒(あやしいメタルCDの背帯で)なので何としても行かねばならない。
只今のBGM:Q AND NOT U「DIFFERENT DAMAGE」
昼間急にこのアルバムのことを思い出して、今聴いています。DISCHORDのホープ(当時)による、若手系エモと旧来のポストコアとニューウェイブ/ダンスパンクを思いがけない離れ業で連結させた2002年の大名盤。当時はいきなりダンサブル方向に振れすぎて面食らったものでしたが、ニューウェイブのステレオタイプを再現して完結することなく自前の引き出しから面白いことをやっていて、久しぶりに聴いても凄くいいアルバムです。リズム・歌メロ・音響工作、すべての面にばらまかれたフックが有機的な楽曲としてつながってストッと入ってきてしまうこの消化のよさと奥行きの深さ。かつ各曲はワンテーマ提示したくらいで終わる簡潔な構成で、アルバム全体の流れには何か一貫した意思を感じるという。ワシントンDCスタイル云々という文脈性はさておいても、インディロック史に残るプログレッシブな怪盤として普通に評価され続けていってほしいアルバムです。
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23 Nov, 2010
▼一番に書きたいことをぐっとこらえて時系列。新PCに移行してからまだちゃんと使っていなかったCubaseが、VSTプラグインのせいでソフト自体起動しなかったり、サウンドフォントをうまく読んでくれなかったりして朝一番から対策にひと苦労。64BitのWINDOWS7にいきなり移行するのはまだ少々勇気のいる行為のようです…とりあえず困ったら右クリック→管理者から実行、で次のステップにいけることが多いです。サウンドフォント関係は、使いやすかった「sfz+」がどうにもダメで(海外のフォーラムでも同じ質問をしてる人がいて未解決)、謎の挙動をすることがあって避けていた「VSTSynthFont」に戻して何とか問題クリア。ハイテクてのは最初が凄く面倒だ。
▼昼は金山のインドカレー屋「カシミール」へ。2種類のカレーとライス、ナン、サラダ、スープ、タンドリーチキンが取り放題という凄いシステム。ただナンの味がほとんどパンで、チキンの充実感はあったけど近所の「ムガルパレス」がやっぱり名古屋市内インドカレー総合トップの座を守り抜いています。
▼夜は今池ハックフィンにてCLIMB THE MINDのレコ発ワンマンを見てきました。今日はこれがメイン。凄い盛況で、あとから聞いたら150人くらいはいたとか。前半はまさかの&納得の「ほぞ」全曲再現。CDを聴き込むようになってからずっと待っていた瞬間がようやく来たという感じで、その場にいた全員がそうだったと思います。MCは「ありがとうございます。続きをやります」だけを何度でも。曲間に丹念なチューニングをはさみながらゆっくり進行した中で、ハイライトだったのはやっぱりタイトルトラックでしょうか。1年以上前のライブで「新曲やります」といって披露された姿から各段に「大きな」曲になっていた気がします。
全10曲を終えたところでいったん全員ステージそでに捌け、しばらくしてドラマー氏のみ登場。無言芸で魅せる山内君の代わりに饒舌に感謝のあいさつをしたのち、好評の余興をといってギターをかつぐと"僕たち私たちの投げた意思は"を会場の観客とともにシンガロング。ついでに"教えて、とろ"の長渕バージョン?もさわりだけやって、残る二人もカムバック(ここから山内君はドイモイTシャツのカスタムカラーを着用!)。"サブカルチャーエンジニアリング"を皮切りに旧曲ベストセレクションタイムに突入し、フロアの歌声も加担人数が増える一方。これからやる東京・京都公演に参戦予定の皆さんもぜひ躊躇せず合唱してください。極初期の代表曲"ロードムービー"でシメたはずが案の定アンコールで呼び戻され、残りの体力をすべて振り絞るかのように演奏された"優しいサイクルを"で大団円。
新作「ほぞ」のコメントでジョンのサンの立石君が「記憶がまとわりつきやすい音楽」と書いてますが、CLIMB THE MINDというバンド自体、いろんな人の思い入れや感情を吸い寄せて身にまとって、人間3名分よりずっと巨大な存在に感じられたようなステージでした。客電がついた瞬間に周りを見渡してみたら、男女問わず泣いている人がちらほら。アイドル的なウケ方をしてるわけでは全然ないのに、大合唱が起こって何人かは泣くようなライブをやる名古屋のインディバンドは彼らだけ。ずっと見たかったものが見れたし、素晴らしい瞬間に立ち会えてほんとによかったと思います。終演後もだらだらと居座っていたら会場内で簡単に催された打ち上げに混じらせてもらえて、ベーシスト氏が中学時代BURRN!読者のスラッシャーだったことを暴くのに成功。バンドマンのみなさんの元メタルカミングアウト、および「あの頃は××が異常にカッコよくて…」という思い出話の類はワタシが代表して承ります。手羽先やトリ串の余りをモリモリいただいて24時半過ぎに帰宅。記憶に残る一日になりました。もう寝るとします。
22 Nov, 2010
▼おっと長いことタメてしまった。土曜はDOIMOIで長野・松本ALECXにてライブでした。松本は普通に行くのも初めてで、今回ばかりは観光モードも入れていこうと(普段は日曜の東京というケースが多いのであんまりゆっくりできない)、評判のよさそうな蕎麦屋を調べて行ったらなかなか当たり。リハ後に入った会場すぐ上の喫茶店が輪をかけて最高で、あれはおすすめです。「珈琲美学アベ」。帰りに適当に寄ったラーメン屋はいまひとつだったけど、飛ばして帰ってきて26時前に家に着くってのはいい距離です松本。
▼そして明くる日曜、再び駒ケ岳へ。サービスエリアに忘れ物をしてきたとかではなくて(むしろわざとしてきてもよかった)、ヨメさんの実家ご一行にくっついてリンゴ狩りやってきました。今年は量は凄かったけど割れや傷み有りの品がやや多く、しかしその場で剥いてもらって食べた本当のもぎたてリンゴはうまかったなー。あと名物ソースかつ丼。行きも帰りも高速が渋滞して、何やらずっと岐阜〜長野あたりをフラフラしていた週末になりました。
▼この買ったばっかのキーボード、ほんとに打ちづらいなー!
本日のレビュー:NUCLEAR ASSAULT「SOMETHING WICKED」
おもむろに。クロスオーヴァースラッシュの先駆けとして名を馳せたNUCLEAR ASSAULTのラストアルバムです。93年、今は亡きI.R.S.リリース(ということは現在レア)。ダン・リルカ(B./ex.ANTHRAX〜S.O.D.)はこの頃既にバンドを離れてBRUTAL TRUTHでガッツリ活動中で、代わりにPROPHETという産業ロックバンドにいたスコット・メタクサスが加入しています。時流に素直になびいて、ダルッとスローダウンしながらヴォーカルラインのフックというものに注意を向けた形跡があり、パタパタ疾走するNUCLEAR ASSAULTは初期2枚くらいで充分なのでむしろこれで期待通り。問題はスピードを落としたことでいい味が出てきたかということなわけですが、「普通…」という感想。一生懸命設けたフックが別に大して響かないという図はTESTAMENTの「RITUAL」にも似てます。ファンならではの楽しみ方としては、とにかくキャーキャーとハイトーンを張り上げていたジョン・コネリーの聴いたことのない中低域ヴォーカルが聴けることあたりでしょうか。若干ドンヨリとはしてくれたけどPANTERAみたいな旧来と異質なキレを身につけてくれたわけではなく、パッとしないミドルチューンばかりやるVICIOUS RUMORSみたいな状態。それはそれか…と思える90年代初期フェチのみ頑張って探してください。意外とリードギターが達者です。
18 Nov, 2010
▼一昨年に買ったノートPCでついたポイントが2000円分くらいあったので、アイオーデータで浅めのキーボードを購入。かな表記のないシンプルなやつで薄さは満足。スタイリッシュに仕上げようとするあまり、エンターキーまわりの配置が何やらイレギュラーで異常に使いづらい…盲点。そして、浅いのはいいけど押鍵したときにやたらチープな金属音がチキチキと鳴って割と耳障り。シンプルな用途のためにある品物で、もっと高価なものがある中にある安いものには、何かしらの理由があるのだと肝に銘じておきたいと誓う機会が多いここ最近です(ディスプレイの失敗しかり。もう慣れた)。予算の3倍くらい出して買ったTAMAのドラムスローン(※自室の普段座り用)には常日頃満足感を噛み締めているから、やっぱりそういうことなんだと思います。だからといって値の張るものを全部安心して買っていたらそれはそれでショッキングな目に遭うこともあろうし、どちらにしても泣ける毎日。
只今のBGM:HADA「出発」
ワタシが鍵盤で全面参加しました。明日発売です、よろしく。
HADAさんは、ある日突然名古屋のK.Dハポンというライブハウス/イベントスペースに音源を持ち込み、あまりに「普通じゃない」ので即イベント出演が決定、Keiさん(Ett/ex.花電車)などから手放しの絶賛(≒評価不能宣言)を受け、あれよあれよと名古屋のトゥルー・オルタナティブ・SSWの座についた、何かというなら奇才としか言いようのない人です。
このアルバムは、1stアルバム以降に書き溜めた楽曲群を、松石ゲルさん(Ds./ザ・シロップ, BUILDING, BEMBE, ホットハニーバニーストンパーズ, ex.GUIROほか)所有のスタジオで録ったもの。私が参加したときは既に大半の曲は歌を含むベーシック部分が録られたあとで、事前に渡されていた音源もあったけど基本的には、コードつき歌詞カードを渡されて「この曲はアコースティックピアノでおねがいします」「この曲はエレピで」と言われるがままにその場で2〜3回聴いて、よたよたと録ったものがそのまま採用されるというおそろしい手法で作られていきました。たぶん先に録っていたゲルさんと神谷君(B./ジョンのサン)も同じだったろうし、一度マスタリングが完了したあとで「何かが足りない」といって急遽呼び出されたKeiさん(G.)とまっち君(Cho./紙コップス, ex.PIGGY)もそうだったみたいです。
そこまではまずまず珍しい話ではないんですが、聴いて合わせるべき曲そのものというのが、既成概念どころか西洋楽典の12音階の存在を幻同然にしてしまうヴォーカルライン(時にラップ。自称ヒップホップなので)や展開を持つうえに、「妄想上の異性」と「堕落した生活」についての内容がほぼ100%を占める凄い歌詞で、はてこれはどこから来てどっちを向いた音楽なのか
!?と(HADAさんの中からHADAさんのプラスチックメガネ越しに見える方へでしかないんですが)当惑したまま録るしかないという極限状態がオーバーダビングで5人分(それぞれに経験のあるミュージシャンによる)集まっているのがこの作品の大変なところです。「どこまで狙ったの」と尋ねられたら「全部マジック」と答えるしかない。ピュアネスで並ぶものがあるとすれば獄中時代のBURZUMとかだと思います。あー全然伝わっている気がしない。何をするにもエクストリームなHADAさんはCDでちゃんと音源を買ってもらうためにMyspace上から曲を全部消してしまっているので、
ジェット達こと石田さんが途中でマジ切れするこの映像(BEAVIS & BUTTHEAD級の悪三昧行…)の終わり3分くらいで流れるリーダートラック"renovation"をぜひお聴きください。
17 Nov, 2010
▼来月、こんなん出ます。(クリックで拡大)
DのS君とかどう?と主催のKeiさんに招かれるままにエントリーしてしまったけど、私の速弾きレベルは、アイボ・ネコ・ヤマネコ・チーター・ライオンで分けたらヤマネコになりかけのネコくらいしかないです、本当にすみません。
でもきっとまた寂しいのでゴハン食べに来てやってください。というかまだエントリー受付中なので一緒に出てください。
本日のレビュー:DEATH ANGEL「ACT III」
先日共演させてもらったasanaの浅野さんのお気に入りスラッシュメタルバンドがDEATH ANGELだそうです。「"Bored"て曲が激シブでいいんだよ〜」とのたもうておられました。ということで今日は最近友人から安く買った(高校の頃買った国内盤をようやく外盤に買い替え)この3rdを。前作でも片鱗を見せていたファンク(風のもの)とのミクスチャーの試みが曲によって顕在化するとともに、スラッシュ然とした部分もビシッと整頓されて、出来上がったボディビルダーのような質感のアルバムです。それゆえに「円熟・貫禄の名盤」と言われることもあれば「スラッシュメタルとしては最低」と言われることもあるようで(後者の意見はNEW RENAISSANCE系とかを崇めてやまないB級スラッシュ礼賛派に多い)。
少なくともこのアルバム、各曲の彫りがしっかりした「歌うスラッシュメタル」としてはかなりの位置にあるといえます。もともと吐き捨てダミ声よりまともに歌おうとする場面のほうが魅力を発揮するこのシンガーだったわけですが、ここでは更に本気になっている様子が伺えて、ANNIHILATORの3rdやジョーイ時代のANTHRAXのように「演奏のキレも凄いがヴォーカルだけ追っても聴ける」という仕上がりに。マックス・ノーマン(オジー、Y&T、MEGADETH、LOUDNESSなどを手がける)によるメジャー感あるプロダクションが更にその傾向を助長してます。なんちゃってミクスチャーみたいなことをやってしまう場面は相当うさんくさかったりもしますが、なんといってもこの頃ドラマーがまだ17歳。"Discontinued"での健闘などは素直にスゴイです。
通して聴くとさほど心に残る曲がボコボコとあるでなし、ひとつのバンドが円熟していった姿を捉えたものとしては素晴らしいですが必ずしも「優れたメタルアルバム」ではないので注意。冒頭曲"Seemingly Endless Time"がとにかく飛びぬけてキラーなので、これのためだけに持っているということでいいと思います。
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16 Nov, 2010
▼現在メインで使っているMESA BOOGIEのアンプ(50 CALIBER ハードウッド仕様)の正しいEQセッティングを、この前の土曜に初めて見つけ出して感動したことをそういえば思い出しました。購入以来たぶん約3年、ずっと間違っていた。普通の回転ノブ式のEQの後段にさらに5バンドのグライコがついてるんですが、ノブ式のほうが、メタリックな音作りにしようとするならおおよそ試すはずもない数字(トレブル0でミドル8!)でようやくシックリ来るんだから、そりゃそんなとこにベストポイントがあるなんて気づくはずない。トレブルが中域のかなり下の方まで巻き込んで豪快にシェルビングしてしまう性質のようでした。
METALLICAみたいになるはずと思って50 CALIBERやMARKシリーズを買ったのにまったく低域が出なくて悩んでいた人、もしいたら、今すぐトレブルとグライコの750Hzを全カットするといいです。私はたまたま練習の休憩中にそのセッティングを発見して、嬉しくなってANTHRAXのリフをガシガシ弾いていたら、外から戻ってきたメンバーに「今、ANTHRAXもビックリの音だったけどどうしたの」と驚かれました。ということで次のライブからは向かって左が相当スラッシーになります。最初にお聴かせできるのが長野・松本のみなさんですね。今週土曜よろしくおねがいします。
▼新PCの実力はまだあんまり確認できてないですが、とりあえずWINDOWS7なかなかいいです。随所に感じる円熟と進歩。オパス・アヴァントラですな。
本日のレビュー:GUNSHY「MAYDAY」
95年LONG ISLANDリリース、スイス出身の5人組。良心だけは海より深く、ジャケを含むチープネスはアルプス級の凄さ…というのがとりえのレーベルですが、このバンドはもう全く問題がなくて、もう4〜5年早ければ普通にBMGとかから出してもらえてたんじゃないかというクオリティを誇ります。ストレートなスリージー系とウェッティなメロハーの中間を薄味でいくタイプで、何かに似てるなーと思って聴き続けて気がついたのがキー・マルセロ加入後のEUROPE。抜群の安定度を誇ることはわかるがハートわしづかみ度はそこそこ、でも時々これは売り飛ばせないなと思わせる瞬間があるという。ヴォーカルはジョン・ボン・ジョヴィとジェフ・キースの中間のようなダーティ熱唱系で、過不足なくフロントマンのポジションをこなしています。90年代のメロハーあがり野生児風HRがツボという人ならわざわざ探して買ってもいい素材かもしれません。
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15 Nov, 2010
▼フーようやくいろいろとやることが片付きました。あとは64bitじゃ動かないVSTプラグインとかがないのを祈るのみ。ついでにキーの浅いおしゃれなキーボードと音の静かな冷却ファンがある日突然ポストに投函されるのを祈るのみ。
ということでまず13日土曜は、春日井CAWAにてログメンライブ。今回から
卓上スネアを引退させて(あんなに自慢していたのに)、よくわからない三角板パーカッションを机にクランプで固定するスタイルにしたことで自由なスペースがグッと増え、演奏もようやくタイトだと思える瞬間が出てきた感じです。IOUEEEはまだアコギの修行が足りず、できないことを本番でやろうとしないようにしながら地道にトレーニングを続けていく決意が固まった次第。
前半で出番を終えたあとは、迷った末にオーダーした「野菜と鶏肉のマレーシア丼」(美味!量も充分で800円也)を食べつつnaam'、asana(ソロセットということになっていたけど結局naam'バンド+nomiのドラマー氏というにぎやか編成)のステージを堪能。充実。ログメンの曲間でだらだら喋りすぎてしまったせいで時間が押していたことに気づかず、激しく反省…。naam'さんのバンドでギターを弾いていた方が、図鑑みたいなサイズのエレハモやLINE6のルーパー/ディレイをまったく嫌味なく(大抵はホレ見ろって感じになりがちだと思う)使いこなして楽曲の要請するとおりの音をスイスイと紡ぎ出していく人で、達者だな〜と思って見ていたらあとから元メタラーだったと判明。みなさん、日本のインディシーンの音楽の豊かさの半分はメタラーによって支えられているといっても本当に過言ではないですよ!打ち上げにも惹かれつつ、遅いのと送迎があったのとで24時過ぎに帰宅。
▼明くる日曜は、東山動植物園が無料開放だというので昼過ぎからヨメさんに連れられて行ってきました。の前に昼食で寄った
Cafe jiji良かったです。動物園ではオオカミ(犬録音なので…)やらスナドリネコ・フェネックギツネ・アライグマ(ラッコとシマリスはいない)やらを観賞するほか、平針・農業センターで作っているアイスを食べられる売店があってあずき味をゲット。ついでに無料開放されていた東山タワーにものぼってみて(普段行くと数百円)、ほどよく日が暮れたところで夕飯はモトヤマ55にて「旨つけ麺」。とろみはあるが極度に濃厚ということもないつけだれがなかなかコマーシャルな感じでした。私は千種Rよろしく麺にコショウを振っていただきました。女性の入りやすい雰囲気と、メニューにあるチーズリゾットのオプションのせいなのか、回転は相当のろいです。スープ割り用の魚介だしやつけだれ温めなおし用のホットプレートが卓上にあるのはいいサービス。
帰宅後、途中になっていた新PCへのデータ移行の続きをやって昨日の日記に至る。
只今のBGM:M.O.D.「DEVOLUTION」
裁判中のブツです。94年。いやいや全然悪くないですね。ほどよく時流を意識しつつもスポーティにスパスパと畳み掛けるスタイルは保持していて、同時期のSUICIDAL TENDENCIESやSICK OF IT ALLあたりも彷彿とさせます。やっぱりビリー・ミラノ(Vo.)は高音ギリギリでアジテイトするようになってからのほうがカッコイイです。S.O.D.でのローテンションな吐き捨てとはえらい違い。メンバーはアルバムによって総入れ替えに近いレベルで変動するのに、独特の尻軽で整合感のあるM.O.D.サウンドになってしまうのはビリーの存在感ゆえなのか?歴史的にはS.O.D.のオマケ程度にしか思われてないかも知れませんがいいバンドです。
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14 Nov, 2010
▼昨日のライブと今日のことはまた落ち着いて明日以降書くとして(今日はまだやる事が…)、買い換えたPCへのデータやソフトの類の移行がおおかた無事に済んで満足しているところです。引越しのごとく面倒くさく、車検のごとく巡ってくるものなのだと認識した次第。
ログメンは来月22日(水曜・祝日前)にもKDハポンでライブが決まってますので今回見送った人もどうぞよろしく。ioueeeのメタルスタンダードネタはPANTERAの"Walk"が今回新たに加わりました。ログメンやioueeeも県外からのお誘いがあれば全然行きますので、カジュアルに呼んでやってください。
11 Nov, 2010
▼5年振りくらいの新PCが遂に到着。だがしかし何も移行準備をしていなかったので、今日は旧PCでの更新です。新PC、とりあえずケースが気持ち悪いくらいでかくてそして黒いです。一気に作業部屋の様相。最新CPUの高速っぷり体感リポートはまた明日以降。ちなみに今一番好きなテレビ番組は「猫のしっぽ カエルの手」です。
▼あっ今週の土曜に何かあった気がするけど何だか思い出せないという方、多分それはこれです!
- 11月13日 (土) 春日井 CAWA
- 18:00開場 / 19:00開演
- asana(solo set), naam', ログメン, ioueee
- 前売1,500円 / 当日2,000円
CAWAは、曰く「きれいでおしゃれで、適度に広くて、ゴハンがおいしくて、落ち着けて、タバコが吸える、理想のカフェ」だそうです。コダマに出店していた屋台で食べたカレーもうまかったし。これは自分が第三者だったとしてもおすすめイベントと言わざるを得ない!むむ。
只今のBGM:CHEAP TRICK「HEAVEN TONIGHT」
これまでのCD裁判をスルーしてきた「聴かないなりに教養として持っておいてもいい『ロック&ポップス』棚の有名バンド」の作品群を今改めて裁きにかけています。でほとんど聴いてないCHEAP TRICK。最近のになるとほとんど赤面AORの類としてイケますが、昔のはどうだっけと久々に聴いてみたところ、これはつまるところKIXミーツBON JOVIですね。これから始まる80年代ハードロック時代と、過去のケバケバしいグラム〜パンクの流れの中間点に立つパワーポップであって、なかなかしっかりとコシがある。浮かれてるだけみたいなのはもう全然聴かないですが、あっさり断罪にできない引っ掛かりをここへきて明確に認識してしまいました。高校時代とかに聴き込んで大好きになってたら良かったなー。「ガッツリ入り込まなさそうだけど明らかにけっこう好き」という群れをどうしていくかが今後の裁判の課題です。
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10 Nov, 2010
▼頼まれ中のTheキャンプのアルバムのミックスが大詰めだったりしてご無沙汰してました。PCはもう注文して、ディスプレイに至ってはもう届きました。この安物(新品)、角度がつくと下の方は青緑っぽく、上の方は赤っぽくなり、解像度は今までより低い。ディスプレイくらい何買っても同じてことはないんだなと学びました。解像度が低いおかげで字がでかく表示されるので、遠めに置けるようになったのがどうにかメリットだといえる点です。は〜、買い換えたい。
▼そういやうっかり書くのを失念していたけど、土曜は学生時代のバンドサークルの現役生による野外イベントを見に行ってきたんでした。図らずも後輩の研究室に留学していたという初対面のアメリカ人青年と英語で交流できたのがお得でした(英語MCのモチベーションを保つ燃料を常に欲しているので)。いろいろとコピーバンドが出てくる中で、オリジナルで普通にライブハウスでも活動している
おぼろげが見れてよかったなー。DEERHOOFミーツTHE WARMERSてな、いい感じにスカミーで超冴えてるバンドです。おすすめ。そのうちOBのいるバンドばっかり集めてイントロデューシング名大フォーク的なイベントでもやれたら面白いだろうと思って、BOOKHOPEが健在かどうか検索してみたらちゃんと
活動中みたいでした。なにより。
本日のレビュー:THE WARMERS「THE WARMERS」
日記本文で名前が出たので久々に。アレック・マッケイ(イアン・マッケイの弟)、エイミー・ファリナ(ex.KARATEのジェフ・ファリナの妹、EVENSにも在籍)、ジュアン・カレーラ(SLOWDIME主宰、DC界隈の名エンジニアとして数多くの音源で活躍)というスゴイ3人が揃ったDCポストコアの重要バンドが放った96年のフルアルバム。リズムにしろリフにしろシンプルながらに変則的な響きを純粋に愉しむような、昔のポストパンク然とした気風も持ったスカスカねじれDCポストコアをやっています。やんわりと曲の体を保ちながらそれぞれに交じり合わないフレーズを繰り出す、独立国家共同体のような3人の寄り集まりようが絶妙で、これでちゃんと曲が印象的に聴こえるのはフレーズひとつひとつのキレが実は凄いからでしょう。メロディはほとんど追わないながらヴォーカリゼイションにも太い芯があって良い。DC好きならずとも探して聴く価値あり。
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6 Nov, 2010
▼数日前からPCのディスプレイが一時的に突然死することが多くなり(しつこく殴打すると復活するけどそのうちそのせいで壊れそう)、ディスプレイのついでにPC本体もそろそろか〜…と物色を開始しています。Cubase LEで気兼ねなくANTRESSのVSTを挿しまくってもブチブチしなければそれでいい私におすすめのCPUを教えてください。というかCore i5 750で間違ってないよ、メモリは4GBで充分よ(多けりゃいいと思っていたけどこんなページも発見)、買うのはドスパラで大丈夫よと誰か囁いてください。
本日のレビュー:TREAT「DREAMHUNTER」
北欧イモイモ哀愁メロハーの代表格・TREATの87年作。基本的な印象は過去に取り上げた
こちらと変わらず。SHYみたいなベタついた泣きをフィーチャーしつつ、ヴォーカルにしろ曲にしろもう一段突き抜けてくれたら絶品といえそうだけど、とりあえずシンセの感じとかサウンド面では80's愛好者には嬉しいものずくめ。安定感がありすぎるのが逆に軽くフラストレーションになるのは
FIFTH ANGELや
BONFIREとも同じか。だがしかし、数限りないこの手の作品の中ではオリジンに近い時期の作品なので、後発組に踊らされ続けるよりは「敢えてのステレオタイプ」として持っておくのも悪くない選択でしょう。どんだけ消極的な書き方してんだか分かりませんが、内容はいいですよ。
4 Nov, 2010
▼朝8時から「ヤヌスの鏡」を再放送するテレビ愛知の神経やいかに。しかし「とくダネ!」のトップニュースが興味ないゴシップだったりすると結構見ます。どうして昔はこれで誰も吹き出さずに成立していたのか不思議。最近の大衆娯楽は堕ちたとよく言われますが、じゃこれが訓戒に満ちた素晴らしいストーリーなのか、関係ないですが流行歌にしても例えば「ピュアピュアリップス 気持ちはYes」のくだりに何か芸術らしい含みがあるのか、世相ぶった斬り系の芸能人にはわかりやすく説明してもらいたい。
最近の娯楽で本当に由々しいのは、効率のいい符号をカクテルにした「合成個性」でしかないものが増えていることとか、想像する過程を排した「体験」を提供することに特化するせいで競争がスポーツ的になってしまって息の長いものが生まれにくいこととか、そういうせいで記憶するに足らないようなものがほとんど世の正義みたいになってしまっていることだと思ってます。
本日のレビュー:STEVE PERRY「STREET TALK」
JOURNEYのシンガーによる83年発表のソロ。JOURNEYのメンバーは誰一人として参加せず、高純度で抽出されたスティーブ・ペリー節だけを楽しめる盤です。基本的には歪み成分おさえめのライトなAOR。ハードロックバンドの体でAORをやる産業ロックだからこそJOURNEYが好きだ、という人にはツライくらいかも知れません。だがしかし、本家とそう遠くない音楽性のはずなのに明らかに別物として楽しめる(そしてとにかく主役の歌唱が100%大フィーチャーされている)という点からすると、バンドの人のソロ作品としては非常に成功した内容といえます。曲自体もまったくもって良質。JOURNEYの名曲群は是非この人に歌ってもらいたいですが、この人が輝くための器はJOURNEYじゃなくてもいいのかも知れないと思わせる良さです。単純に良質のAORが聴きたい人はぜひお試しあれ。
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3 Nov, 2010
▼週の中休みに2本立てで予定があって充実した文化の日になった本日でした。いやはや文化的だった。
▼午前中は星君宅にてログメンの練習。ついに卓上スネアも消えて(わざわざ買ったスネアだったんだけど、機材の軽量化&省スペース化欲のほうが勝ってしまった…)木枠に皮だけ張ったパーカッションをクランプでテーブルの端に固定する仕様に。ますますバンドが演奏をする様子には見えなくなったログメンのライブをぜひ、そろそろ、見に来ていただけると嬉しいなー今月13日土曜春日井。
▼で練習現場の星邸からダイレクトに、高校時代からの友人M田君(別に伏せる必要もないんですが、演者ではない一般リスナーなのでなんとなく)に車で拾われ、横浜家系の名古屋トップといわれるらしい緑区
萬来亭経由でM田邸へ。萬来亭は、動物の肉を噛んで食うに匹敵する濃厚豚骨スープが秀逸でトータルのバランスもよく、緑区の宝と言われているらしいだけのことはあるクオリティ。M田君が頼んでいた「塩・超うす」が一番おしゃれでした。あれを醤油濃い目とかで頼む人はとんこつ風の醤油ラーメンをどこかで食べればいいと思います。
M田邸では、CD棚整理の果てに箱詰めになった処分用の山がヤフオクやそのへんの中古ショップに流れるまえに私が上前をはねる会をメインに予定していたものの、結局その前に3時間くらい濃厚な聴き会が。知らないあいだにTHUNDERHEADの一度そろえた国内盤をヤフオクやアマゾンマーケットプレイスで外盤に買い直したり、ACCEPT初期作を本国BRAIN盤で持っていたり、RAGEを1stから「END OF ALL DAYS」まですべて外盤で揃えるような求道的コレクターと化していた彼のCD棚は、丸ごと軽トラで持って帰りたいくらいの神々しさでありました。ああいうオーナーにもらわれていったCDたちは幸せだ。で
本日の収穫は、
STEVE PERRY「STREET TALK」(83年ソロ、背ラベル焼けにつき放出の品)、
DEATH ANGEL「ACT III」(これは私が外盤に買い替え)、
TREAT「DREAMHUNTER」、
MORGANA LEFAY「SANCTIFIED」、
GUNSHY「MAYDAY」(LONG ISLAND)、
TOMORROW'S CHILD「TOMORROW'S CHILD」(DREAM CIRCLE)、以上6枚で2,000円。次はきっとサウンドベイの年末バーゲンで遭遇することと思います。価値あるメタルツイートをぜひtwitterで、と勧めておいたけどマスターしてくれるかな〜。
本日のレビュー:MORGANA LEFAY「SANCTIFIED」
今日の収穫から。BLACK MARKリリースで国内盤はビクターとくれば、内容の想像はかなり絞り込まれます。ずいぶん前に1stだけ買って持っていて、そっちは「つまるところ実体はSAVATAGE」という感じだったのですが、94年リリースのこちらは、リフのクランチーな切れ味がぐぐっと増して、ABSTRACT ALGEBRAやMEMENTO MORIとDEPRESSIVE AGEとPANTERAくずれ系のハイブリッドのような佇まいに。エッジの殺傷力と陰気なメロディのコンビネーションがかなり心地よく、これで疾走せず耽美にも走らないというパターンは、最近のメタルではまずない現象。没個性な印象もいつの間にか薄まっています(その中で見え隠れするSAVATAGE愛はもはや好意的に受け止められる)。ヴォーカルはチャック・シュルディナー(DEATH/R.I.P.)やシュミーア(DESTRUCTION)にも通じるきたなさをもってジョン・オリヴァのように歌うという変な素材で、なかなか善しです。これなら2ndも買ってみたいところ。
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2 Nov, 2010
▼今日は名古屋クラブクアトロにて、LITE主催の「パラボリカジャム」というイベントで我が敬愛するルー・バーロウを見てきました、と書けることになる気まんまんでした夜の19時頃までは…。出番は年齢の逆順だろうと勝手に予測して、無理にでも切り上げなかったのが悪かった。30人そこそこのオーディエンスを前に、トップバッターの役を寂しく務められたそうですよ。あールー先生、次の日本のご予定は。「ダイナソーじゃなかったら俺、こんなもんかあ」と思わないでくださいどうか。
ついでの宣伝で、私の歌ものソロ・
IOUEEEは基本的にルー先生になりたいということしか考えてないわけですが、ログメンで呼んでいただいている↓のライブにIOUEEEもちょっと出ますので、今日の無念を晴らすのを見届けに来ていただければこれ幸い。
- 11月13日 (土) 春日井 CAWA
- 18:00開場 / 19:00開演
- asana(solo set), naam', ログメン, ioueee
- 前売1,500円 / 当日2,000円
本日のレビュー:LOU BARLOW「SONGS FROM LOOBIECORE」
なつかしアイテム。ルー・バーロウの超DIYなオフィシャルサイト
LOOBIECOREのページ上で公開されていた曲を集めたソロ作品。2001年、よく見ると完全な自主リリースだったみたいです。例によってローファイな録音状態のアコギ弾き語りが全23曲。本人も「適当に聴き流して」って感じで作ってると思うのですが、曲単位で記憶にとどめてじっくり愛でるというより、ざーっと浴びては「あーこういう声のこういう人だ」と思うくらいでちょうどいい気がします。とにかく全60分弱、単調に弾き語りが流れていてくれるので、曲はこのさい何でもいいからルー先生の歌ってるやつ何かなかったかなーという状態のファン(ライブを見逃した今の私以外にないですが)にはうってつけ。ルー先生未聴の方にはおすすめしないというか他のFOLK IMPLOSIONとかを先に買ってちゃんと好きになってください。
[loobiecore.com]